昨年の話 9月 北海道 7日目 苫小牧発ぐるぐる回り

7日目

コーカサスぐるぐる回りって言葉、大昔に読んだ本に出て来たんですが、この日の行程もそんな感じ？(小規模か)。

この日の乗り継ぎが…

苫小牧 → 小樽 → 小沢 → 倶知安 → 長万部 → 札幌。

小沢駅へ行きたいのと、倶知安〜長万部間は真っ暗けだったので、景色を見られる時間帯に乗りたかったから。

苫小牧を出て暫くすると(札幌が近付くと)混み始め、小樽からの便もそこそこで、余市でドバっと降りはった。

そこ迄、殆ど景色を見られなかったけど、完乗目的の乗車で『夜間はノーカン』と言うの、意味有んのか？って疑問が湧いて来た。

『夜間ノーカン』は、景色が見られないからだと思うけど、日中でも、満員電車だったら景色が見られない可能性が高い。

果たして、それでも日中だからカウントするっての、夜間とどう違うんだろう？って。

別に全線完乗とか目指していないので、他人事でどーでも良いんですけど、何か…お好み焼きと白ご飯は邪道！とか言ってるのと、似てる様な気がする。

つか、話は逸れるけど、お好み焼き＋白ご飯が邪道と言う人。

｢炭水化物と炭水化物だから〜｣や、｢主食＋主食〜｣とか言うのが多い。

だったら、焼きそばパンは食べないんだよな？

あと、里崎さんも言われてたけど、”そばめし”も食べないんたよな？

辞めた会社に｢炭水化物＋炭水化物〜｣を振り回すのが居たけど、そいつに餃子や焼売をオカズにするのか？と訊けば良かった。

それ、中国の人からしたら主食＋主食か、おやつ＋主食やんけ！って…まぁ、向うは水餃子がメインらしいけど。

何か、自分の決めたルールを守るのは、ストイシズムでハードボイルド作品の登場人物っぽいけど、それで人を否定したり、訊かれもしてないのに｢おかしい！｣とか、今後はやらんとこ…と、混んだ車内で思ってた。

とか考えてる内に、小沢駅へ到着。

中々立派な構内で、どうも嘗てはもう1線(2線か？)が有った様な感じ。

跨線橋を渡ろうとして…

勘弁してくれー！と思ったけど、多分駆除して下さった後だったのかな？

スズメバチの姿は見てない。

天気が良くって最高！でした。

前日が雨だったとか、泣き言は怒られる位に恵まれてる。

ココで降りた目的はトンネル餅。

鉄道ひとり旅で吉川さんが訪問されてた。

美味しかったですよ？

それでも以前と味が変わったと、倶知安からお向いに座られてた方が仰ってはった。

ココでは1時間20分の待ち時間だったけど、お店でトンネル餅を頂きながら、ご主人から昔の話とか、不便になった点とか、色々と面白いお話をして下さり、あっ！と言う間にお暇の時間が来た。

今回、未だ殆ど話相手に恵まれなかったので、お喋りが楽しかった。

小沢駅で降りたと言う事だけでも、この日のぐるぐる回りにも意義が有ったと感じながら、倶知安へ向かう。

倶知安で昼ご飯は確保出来るのか？で、列車の中でググッたけど何年も前の情報が出て来る。

駅前でハンバーガーのお店が見えたので、先ずは確認…閉まってた。

で、コープだったかな？スーパーが地図に出て来たので、そこへ行って…惣菜コーナーの寿司。

志布志駅のパターンですね。

で、買い過ぎて腹一杯…でも、お喋りの相手の方と、ずっと話っ放しだったので眠気は来ず、あっ！と言う間に長万部に着く事になるんですが。

ココで約1時間半、お相手して下さってた方とお別れ。

その際に、長万部駅でも“かにめし”が買えなくなった事を知った。

なので、普通にお店へ行って買って来た。

特急からだと、小幌駅も連写で何とか雰囲気位は？な感じで、2日目か。

小幌駅へ行ったのは…等と感傷に浸る間も無く通り過ぎる。

もう、後はこの列車で札幌へ行くだけ。

ある程度の時間が来たら、あんだけ食べたのにまた食べる。

と言う感じで沈む夕日を眺めつつ、半分寝てたら札幌。

メロリンキューの人が選挙演説に来るとかで、札幌駅前の外れは人垣が出来てたけど、さっさとホテルへチェックイン。

割と快適なホテルと言うか、はまなす乗りに来た時に泊まったんじゃないか？多分…なホテルでした。

て事で、残り2日か。

イベント的には同一なので、旅行完了のリーチな気分で、何となくの寂しさと、｢来月は何処へ行こう？｣みたいな懲りてない気持ちで居てた。