無人駅での入場
Twitterではよく、こう言うのを見かける。
※告発ではなく、あくまでも「こう言う『無人駅なら入場券は要らない』と言う認識が一般的だって言う、一例で上げさせていただきました。
要するに、「無人駅で入場券なんて要らんだろ？」「何故、料金を徴収すんの？」って言い分らしい。
と言いながら僕も、JR九州さん管内で途中下車してて、最近になって「入場料要るのか？」気付いたくらいだし。
気にも留めていなかったけど、「え？」となった。
あと、車で北海道を走ってて、無人駅へ着いた時は入場料を払わず、入ってしまったことが複数回有りますから、偉そうに言う気も、資格も有りません。
でも、この辺は、各電鉄会社さんでキチンと周知を出来ていない所為（と言い切る）。
で、そもそも入場券とは
ココのポイントは
JRの旅客営業規則第294条「次の各号に掲げる者が、乗車船以外の目的で乗降場に入場しようとする場合は、入場券を購入し、これを所持しなければならない。（後略）」
とあり、ホームに出て歓送迎，列車/駅舎の写真撮影等、「乗車船以外の目的」で改札口の向こう側へ入るには、入場券が要りますよ！と明記されてる。
ココで「改札口も無い駅は？」て場合は、常識的に『ホームへ出る』と考えれば良いでしょう。
で、各社へ確認はしていないけど、各社共に同じ文言がHPに記載されてるし、【※但し、無人駅は無料です】なんて文言は一切ない。
また
定期乗車券を入場券代わりに使用することはできない。定期乗車券は乗車券の一種であり、乗車券は乗車券類に含まれるため、「乗車船の目的」に限り使用でき、「乗車船以外の目的」（送迎等の入場目的）には使用できないからである。
んですって。
定期券だけじゃなく
SuicaなどのICカード式乗車券についても同様で、これらもあくまで乗車券類であることから、入場券代わりに使用することはできない。
て事で、『入場目的の為の入場券』を購入し使用又は、入場料を支払う必要がある。
あくまでも『JRの旅客営業規則』なので、私鉄…JRも私鉄だけど…JR以外の私鉄や公共の鉄道は、夫々に規定が有るはず。
で、今回はJR…それもJR九州さんだけの話。
無人駅化が進み、切符の発売窓口どころか、券売機も設置されていない駅が多い。
そこで問題が浮上する。
「無人駅での入場はどうするの？」と。
JR九州さんへ問い合わせたところ、お忙しいのに恐縮ですが、以下の回答を頂戴した。
書き出すと。
①運賃箱が設置してある駅には運賃箱へ。
②運賃箱が無い駅は最寄りの有人駅でお支払いくださいますようお願い申し上げます。
って事。
運賃箱ってのは…
とか
と、キチンと設置されている…と言いたいけど、揃ってるかな？と思ってた日南線でも、全駅に完備されてるわけではないみたい。
取り敢えず、南方、谷之口、木花、曽山寺、折生迫は、料金箱を確認出来なかった(写った写真を撮っていなかった)。
ま、僕は車で回る事は先ず無いので、その心配は車で回る人間がしてちょーだい。
て事で、取り敢えず。
過去乗り鉄中に複数回経験した、「車，バイク等の当該路線以外で来た者が、入場料も払わず入って来て、『撮影の邪魔だからどけ』とか言われても、従う必要もなく、なんなら鉄道会社へ通報すれば良い」って事が判りましたっと。
あと、車で路線回って入場料払わず入って撮影し、「〇〇線、全駅制覇！」とか言うてるのは無賃入場の犯行声明と認識してOKだな！と。
それについては別に、告発も警告等する気もない。
元々車とかで回る人らと関わる気も無いので、絡んで来られたら「入場料払ってんのか？」って言うだけ。
