久大本線/日田彦山線 ~ゆふいんの森の誘惑~ 旅の総括 その3
2日目の話。
先ずは小倉駅へ行き、駅弁の購入。
「欲しかった『穴子ちらし寿司』は無くて云々~」てのは、現地から投稿した通り。
今日も朝から汚れ全開!
この時点では「マジきったねーなー、洗えよwww」とか思ってた。
最初に来たのは、採銅所駅。
到着し、さっさと写して目的地へ向かう(予定では、15分程度で次の列車が来るんだったかな?)。
目的地は、このトンネルの上。
駅を出て、線路沿いに右へ進むと坂道になってて、これぐらい登る。
昨晩はココを行き過ぎて、フェンスで閉鎖されたトコ迄行ってしまった。
その時の物音と、妙な気配を感じた写真の右手。
そこには『やはり』お墓が有った…。
で、この辺りで右(写真で言うと左)を向くと
こんな感じの藪?が。
ココへ突っ込んで行くと、土やら落ち葉は結構水気を含んでて、明るい状態でもズルっと足を何度か滑らせた。
やはり夜に行くには、それなりの準備が必要だったと、改めて思った。
でも、その滑る区間は短くて、直ぐに視界が開けて
こう言う景色が広がる…あれ?乗って来た列車が、未だホームに居るよ?と言ってる内に、小倉行きの列車が股下を潜って行った。
元々、こう言うダイヤだったのかも知れないけど、交換シーンも見られて、もう1本後で撮る予定だった、小倉発の方の写真も撮れた(そっちが現地投稿した分)。
予定よりも早く両方の写真が撮れたので、ココは早目に次の列車に乗ろう!てな感じで、駅に戻って駅舎見学。
桜の木。
もっと後日なら良かったんだけど、上手い事休暇が来るワケじゃないもんね。
何となくモダンに見える駅舎なので、そんなに古くないのかな?と思ってたけど、ココも歴史有る駅舎だった(1915年に建った)。
ま、ホームには『祝100周年』の断幕有ったんだけど、『開業100周年』で、駅舎は建て直したんだと思い込んでた。
次の列車が、田川後藤寺行きで丁度良く行けた。
ココへ来た目的は、ちくまる君グッズの購入。
今のところ、ちくまる君とモーリー君が、鉄道ゆるキャラのお気に入り2トップかな。
ただ、他社さんも、キャラの立体化(ぬいぐるみを出して)くれたら、色々と変わって来るかも知れない(あと、Twitterやらブログも有効)。
窓口は09:00~なのに、ご厚意に甘えて早目に購入させて頂き、次の田川後藤寺行きで戻った。
沿線は、久大本線に負けないくらいに菜の花が咲いてて、もっとコッチに時間を割けてたら良かったのに…まぁ、次に九州来る時、平筑は行きますけどね。
田川後藤寺へ戻り、駅構内をウロウロ。
この跨線橋の外観は中々雰囲気が有って、画になるなーって。
でも中は…こんなもんなのかな?
何か、床に敷かれてる材質に違和感を感じた。
今迄見た跨線橋も、こんなのだったっけ???
て事で、田川後藤寺駅。
正面よりから見たら
こんな感じで、交番の影に隠れてしまう(もっと隠れた状態を撮れば良かった)。
全景ぽく見ようとしたら、この辺迄ズレないと無理かな。
この時点でも、次の列車迄余裕だったので、これまた現地投稿した様に商店街を散策。
田川って、青春の門の舞台だったっけ?←少しだけ読んだ。
完全にシャッター通りになっていて、今日がたまたま開いていないんじゃなく、シャッター面に結構な数で地元高校の活動とか、そう言うのを貼り付けてあったので、少なくともそのシャッターは、開く事も無いんだろうな。
このメイン通りには、枝分かれも多く
アーケード、高架下商店街が好き。
かと言って、廃墟マニア…ココを『廃墟』と呼んだら失礼だけど、ここ迄の寂れ感は見てて厳しい。
当時の賑やかだった頃が見たかった。
て事で、現地からも投稿した
とは言え、自分に出来る事は無い。
終点迄行って、そのまま商店街を逆戻りして駅へ向かう。
で、駅に近い方の菓子屋さんで、例の菓子類を買った。
あまり、こう言う形で菓子を買った事が無かったけど、よく町田忍さんが番組で買って、その後に公園とかで食べてたのを思い出したので買った。
あ、そうか。
商店街を歩いて、テレビ番組の『昭和レトロ紀行』が、潜在意識に浮かんでたのかな?
駅迄戻っても、まだ時間に余裕が有り、駅員さんの状況を見てスタンプを出して貰ったり、早目にホームへ上がって、お菓子食べたり、写真を撮ったり、バッテリーで携帯の充電をしてた(勿論、一服も)。
列車が来て、次は宝珠山駅。
もう少し引きで撮ろう!と思って、下がって行ったら『県境』の標識に気付いた
ちゃんと、ホームに『県境』の線が埋め込まれてた。
後でお話し相手をして下さった女性が言うには、結構な数の人がコレ目当てに来はるらしいけど、この線の事に気付かないとか…ホント?
まぁ、停車位置よりも端っこ側だからかな?
で、宝珠山駅。
『ほうしゅさん駅』じゃなく、『ほうしゅやま駅』なのね。
この後方の土手沿いの木は桜で、結構芽吹いてる感じだった。
これまた、お話し相手の女性によると「それは見事な桜ですよ!」との事。
ホント、もう1週間遅く来れてたらなぁ。
駅舎。
デザインは、ほぼ昔のままらしいけど、平成10年とかに建て替えられたらしい。
リメイク駅舎だけど、何だろう…やはり印象に残ってる駅舎なので、いきおいうp画像が増えて来るな。
橋を渡って国道かな?
道路沿いには神社が有ったので、時間も有るし参拝して来た。
そうだ。
この国道は結構な交通量が有って、特にツーリングなバイクが多かった。
こんな好天に気持ち良いだろうな…って、羨ましかった。
好天じゃない時のメンド臭さも知ってるけどwww
駅舎で朝に買った駅弁を食べ終え、暫くすると車が到着。
そこで今迄に出て来てた『女性』が登場。
単に「こんにちは!」と挨拶しただけなんだけど、そこから始まった会話が楽しかった。
年齢的には…確か80歳を超えたとかで、感覚的にはお婆さんじゃなく、自分の母親のちょい上だから、伯母さんぐらいか。
確か1時間近く話してたと思うけど、ホントに色々と聞かせて頂いた。
僕もこの駅で雉を見てみたい。
列車が来たので、一緒に列車へ乗り込んだ。
席に就かれたので、お話のお礼と、次の大行司駅で降りるのでお別れをした。
大行司駅に到着。
列車を見送ると、いつも少し寂しいと言うか、残され感が有るけど、この時は何だかウキウキしてた。
別れが寂しくないんじゃなく、元気でいて欲しいとか、またこんな風にお話出来るかな?とか、そんな気持ちでの喜びと言うか、悦びだったんだと思う。
結構な階段を降りると…77段だっけ?
数えようとして、数えるの忘れた。
こんな感じで、向かって右側部分が喫茶店ぽいんだけど、この日は開いていなかった。
ま、開いてても、寛ぐ時間は無かったんだけど。
黄色い列車の絵が多いんだけど、黄色いのってキハ125だろうか?
この線で走ってるの見たっけ?
それは兎も角、ココでゆっくりお茶したかった。
あと、駅のホームから見えた古い木造校舎。
研修施設として使われてるらしいから、見学出来るか判らないけども、そっちも見に行きたい。
これもリベンジネタになるんだろうか…そんなこんなで、一服したりしてると、そろそろ列車の時間になった。
このタイミングが多分、旅行中に一番の幸福感に包まれてたんじゃないかな?
楽しいお話の後は可愛い駅舎。
天気は良くて、風が暖かく爽やか。
目の前を蝶が飛んで行き、列車が到着する…絵に書いた様な光景。
叫びたいのを抑え、列車を大人しく迎えた←『独り言は気を付けよう!』の効果だ。
てな感じで、ココ迄しか書けなかった。
つづきは、その4で。