五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

帰らざる日々 ~STL編(前)~

と言う事で『スカパー!MLBライブ』が最終回も目前!と言う事で、今迄当たり前の様に…まぁ、毎日じゃないけども「月に5~10試合カージナルス絡みの試合を見られる」と言う日々は過去のモノになりつつあると言うか、現実的には過去のモノとなった(と言える)。

「来季以降、俺はどーしたら良いんだ…」と言う先行きの不安を抱えつつも、取敢えずは昔スペンサーが張り込み中によくやってた「俺が見た選手で選ぶベストナイン STL編」と言うのをやってみたりする。
あくまでも2002年から2008年シーズンの7年間で見た中で「良い成績」と言うのよりも、「こう言う選手が好き!」と言う基準での選定…てか、単にスタッツを基準にするならそう言う成績のサイトで数字だけ見て各守備位置から上位の名前を挙げたら終わりですけぇの。

では今回はSTLカージナルスの野手編で、自分が好きな選手を並べたラインナップから

1番:D.エクスタイン(SS)
2番:L.ウォーカー(RF)
3番:A.プホルス(1B)
4番:J.エドモンズ(CF)
5番:S.ローレン(3B)
6番:R.サンダース(LF)
7番:M.マシニー(C)
8番:先発ピッチャー(後述)
9番:B.ハート(2B)

…うーむ、『自前選手』が少ないな…。
あと、取敢えずラルーサ御執心の『8番=ピッチャー』にしてるけど、個人的には効果有るのか疑問。

では

1番ショート:エクスタイン
から。
遊撃で考えると、前任のレンテリアの方が守備範囲も広そうだし(何度「『センター前に抜ける!』って当たりを捕ってカニ走り送球!」てのを見たかな?)、肩の強さで言ってもレンテリア>>超えられない壁>>エクスタインなのは間違いなし。
打つ方でもレンテリア>エクスタインなのは間違いないでしょう…だ・け・ど!

ココでの選定基準はそれ(数字)だけじゃないんよ…もっとこう…見てて気持ち良いとか、元気が出て来るとか、そう言うのを求めてるので、それを体現してたのがエクスタインではなかろーか?と。
と言う事で、彼が加わったARIの巻き返しと言うか逃げ切りに期待してたのだが…10月にARIの名前を見る事は無かった…(てか、コレを書いてる時点では既にWシリーズも終わりかけてるのだが)。


2番ライト:ウォーカー
このところ『トレード期限を過ぎてのトレード』がトレンド?←一応韻を踏んだ心算?
その先鞭をつけた…と言うワケでもないけど、最近流行の『一旦ウェーバー→トレード』での流れを作った?のがウォーカー(と言わせてくれ)。
そうそう、『2番に左の強打者』と言う流行も彼のSTL入りで脚光を浴びた(と言わせてくれ)…とか書きつつ、ウォーカーの来る前。ドリューとかエドモンズを2番に入れてるシーンもよく見たんだけど。
で、その前任(?)のドリューやエドモンズと違い、高い出塁率と空気の読める打撃(進塁打ね)、加えて「気が付けばいつの間にか3塁に居る!」と言うベースランニングで、ベースボールIQの高さを見せ付けてくれた人。
正直「ホーム球場で数字稼いでるだけだろ?」程度に思ってたので、STL加入後何度TVに向かって「ごめんなさい!」した事か…あと、印象に残ってるのは「膝付近の球には当たりに行く」姿勢。
彼ほどの打者が繋ぎに徹してくれてたんだから、3,4,5番が打点を荒稼ぎしてたのも当たり前でしたね。
現役引退後、キャンプにはコーチとしてSTLに来てくれてるけど…その辺りが妙に嬉しいと言うか、いい選手が見られて幸せでしたし、今後もSTLのチーム力向上に一肌脱いでやって下さいませ。


3番ファースト:プホルス
今じゃ普通に1塁でゴールド・グラブが狙えると言うか…実際に獲ったけど、見始めた頃は3塁やらレフトを守ってましたね。
正直レフトの時は特に「身体堅ぇ~!(泣)」と言う感じで、何度左中間の当たりが抜けて行ったか…←低い打球が捕れなかった(多分股関節が硬いんじゃないか?と←1塁の守備でも脚を開き切れてない)
前任のティノ・マルチネスの獲得は成績的には失敗と判断されてるけど、ティノ加入後辺りから1塁の守備が上手くなり出して…なので、意味が無くも無い獲得だったよな?と納得してます。

等と書きつつ、あまりプホルスには思い入れが無いと言うか…でも、スカパー!を見続けて行って、彼が40代になる頃にも「外野は下手だったんよ…」とかエラソーに言いたかったね。


4番センター:エドモンズ
『4番』じゃなく『5番』の方が良いと思うんですが、そこはSTL編で行く以上(と言うか監督がラルーサなんだから)『ジグザグ打線』に拘りましょう!(笑)と言う事で4番:エドモンズ。
守備は完璧!と言うか、余裕が有り過ぎて要らん回転を入れたりする問題児と言うか…まぁ、ファンサービスと言う事にしときましょ。
あ、あと、壁に激突した後とかやたら痛がると言うか…そう言うのがANA時代に嫌われたらしいけど、STLじゃ愛されてた…よな?
かく言う自分も『記念すべき最初のSTLオーセンジャージ』は♯15:EDMONDSだったワケで、アレは2004年のNLCSの超フィンプレーで購入を決めたんだっけな?
顔の高さのボールをホームランにする様な打撃で…でも、後年になるに従いそう言うバッティングを見なくなった様な…そんでもって、それに伴い打撃成績も落ちて行った様な?
MLBのCMで『身体をはったプレーでファンの記憶に残りたい』と言ってたけど、プレーだけじゃなく、記録としても立派なものを残してるし、プレー以外の部分でも…。
「ジム・エドモンズ。その野球殿堂とは無縁かもしれない名前を、僕は決して忘れない」って感じ。


5番サード:ローレン
2004年の前半はネ申の如く打点を上げまくってたのに、後半疲れてるのに出場し続けて尻すぼみ+ワールドシリーズで全然打てずにトラウマ→以降「チャンスでローレン!」と聞くと「ダメだ、こりゃ…」と言う印象になってしまった。
真面目な人だと思うけど、「適度に休まなきゃダメ」と言うMLBでよく言われてる事をまざまざと見せ付けてくれたな…。
結局その頃の「出たい」「休ませたい」のジレンマが、ローレン対ラルーサの溝になってしまったんじゃないか?と言う事で、PH時代に続きSTLでも監督と揉めちゃって、問題児っぽい雰囲気になってしまいましたね。


6番レフト:サンダース
STLに来る前は「毎年所属チームが変わる」と言うパターンに入ってたけど、STLでは2年間居たのかな?
たまに目を覆いたくなる守備も見せてたけど、ダンカンなんかと比べモンにならない守備を見せてくれてた(それだけダンカンの守備が…と言う事だけど)。
意外なトコでよく打つと言うか、結構当たりな選手だったのは間違いなし。
印象に残ってるのが@TEXインターリーグで、ファールボールを捕ろうとした男の被害者(?)になった母子に自分のバットをプレゼントしてた試合…あの男の子、今じゃ大きくなってるだろうね…。
あと、「凄くイイ人」「人格者」とか言われてたな。もうちょっとSTLで見たかった選手の一人で、STLに遠征に来たトコを見たかった人←多分見てないハズ。


7番キャッチャー:マシニー
今やモリーナが正捕手の看板を背負ってるけど、僕の中ではやっぱりこの人…と言うか、モリーナは完全にマシニーの愛弟子で、ベンチ入りし始めた頃のモリーナがいつもマシニーに教えを請う姿を思ひだす(完全に回想モード)。
正直打つ方はオマケ…でも良いんだよ、捕手は先ず守ってナンボだし(そりゃ、打てるに越した事は無いが)。
キャッチングの姿が好きでねぇ(その辺はリンク先この画像を見てね)
あれだけハードな突入にも本塁を守り通してたのに、結局は打球の直撃による脳震盪が引退の引き金になったのが悲しい。
あと、SFに移籍した後の@ブッシュスタジアムで大歓声を受けてた光景も…アカン、泣けて来た…。
いつかSTLの監督じゃなくてもイイから、ベンチで見たい人(ダンカンさんみたいに『捕手出身のピッチングコーチ』とかが見たい)。


8番ピッチャー:○○
まぁ、後述するんだけど…そうか、打つ方の話をすれば良いのか。
今でこそザンブラーノとかやたら打撃の良い投手が出て来てるけど、STLでも結構打撃の良い投手が…マーキーじゃなく、僕的にはW.ウィリアムス。
素手でバット持ってたから「バッティング・グラブも使わずに大丈夫かよ?」と心配してたけど、「手ぇシビレター!」って光景は見なかったなぁ?
それから送りバントの時、2ストライク迄下手っぴなのに、3バントだと上手くバント出来たりして「ワザと失敗してたのか?」と何度か疑った事も有るな…。
ペン太君って、投げる方では良いんだけど打つ方はカラッキシで…その辺がSTL的には物足りないかな?←重箱の隅を突付くような話ですがね。


9番セカンド:ハート
活躍期間は非常に短く、あっという間に消えて行った選手…ですが、好きだったんだよな。
感じとしてはエクスタインに似てる突貫系。
デビューして直ぐの試合で、お父さんとお姉さんが球場に駆けつけてた試合を見た気がする。
晩年は太ってしまったけど、デビューしたての頃は(ちょっとだけ)ブ○ピに似てる気がしたのだが…←ブラ○ファンの人に怒られそうなので伏字(だったら書くなよ)。
この人もマシニーのトコで書いてるリンク先の動画で結構取り上げられてて…それだけ『STL向き』と言うか『STLで好かれるタイプ』の選手だった(ハズ)のよ。


と、野手を書き終わったトコで字数制限により(後)へ続く…