1987 Rd．2 サンマリノ（イモラ）

　　　　　　　　　　　　　　　
例のピケ大クラッシュ＠タンブレロと言う事で、予選にこう言う事が有ってピケはドクターストップで出場出来ず。
かなーり不機嫌モードで解説席に座ってたけども、終盤マンセルの独走状態では更に不機嫌モードが表に出てた。
「この事故後、ピケは後遺症と思われる不眠症に悩まされた」とか小倉さんが言ってたが…当時の雑誌では「イモラでの事故後、ピケから情熱が感じられなくなった」とか、「事故後、ピケの集中力に陰りが見える」と言う感じの記事を何度か読んだけど、結局は事故⇒不眠症⇒集中力欠如と言う感じで「事故でビビってヘタレになった」と言うのは間違いだったんじゃないのかな？と言うか、後年になって関係者のお陰で判明する事って多いですね。

　　　　　　　　　　　　　　　
プロストはオルタネーターのトラブルに因るリタイヤとかで、このシーズンに何度も有ったらしい…て事は、タラ・レバは意味無いと解っていても「TAGポルシェにそのトラブルが頻発しなければ…」等と夢想してしまう（でも、このポイント差だと夢想するだけ無駄か…）。

アルボレート対セナも面白かった…けど、言われた様に『2人とも故人』なのね…。

小倉さん、今回も色んなネタを展開。
　　　　　　　　　　　　　　　
マルボロ看板左横の“VALARIO　MAIOLI　IMPIANTI”なんて知りませんがな…隙が有ったら何でも解説してくれるから、見てるコッチは油断出来ない…。
で、その看板話で「地元の看板が多かった」ってトコ、コレは特にイタリアで感じます。
『iＰ』とか『FIAT　UNO』とか…今回の特選は黒字に白の

　　　　　　　　　　　　　　　

LANCIA　DELTA　HF

4駆のHFが1987年に発売らしく、Gr．Aでメイクスとドライバーを獲ってウハウハなデルタの看板かと思うと、この看板1つでも…って小倉さんじゃないので、特に語れません。

と言う事で、何となくサバイバル戦っぽなって来て、最後迄走り切った中嶋が6位入賞で初ポイント…まぁ、アレですわ…それなりに盛り上がったであろうと言うのは想像出来るし、日本のモタスポとして1つの区切りにはなるでしょうね。