五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

1987 Rd.1 ブラジル(ジャカレパグア)

今オフシーズンも始まったF1レジェンズ。今回は1987-88シーズンと言うことで、先ずは何と言っても

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中嶋悟のフル参戦 ※中嶋の車載映像です

当時は『初の日本人フル参戦!』と話題になって、F1ブームへ繋がって行ったワケですが…何周遅れ?
正直なトコ、この結果から落胆せずに燃えられた人達は偉いと言うか…。

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で、そのキャメルカラーになったロータス。番組中でも言われてた様に、僕もJPS>>>CAMELですね…まー、初めてF1の存在を知った頃に「カッコいい!」と思ったのがロータス78だったりして、当然刷り込みとしては『ロータスJPS』になってしまってるワケで…だから86-87のオフに『JPSがスポンサー降りる』と言うニュースを読んだ時は…それにJPS側の言い方が「イギリス人を乗せないなら」みたいな感じで伝わってたので「中嶋のせい?」とか、ちらっと頭を過ぎったりもしたんですよね(でも、当時はF1に興味無かったし、そこ迄言う資格無かったんじゃね?)


レースはホンダエンジン最高!で2秒とか予選で差を付けて…でも、ピケが早々に『ファンがばら撒いた紙吹雪』とかをラジエターの前に吸い込んで水温上昇→ピットインと贔屓の引き倒しと言うか、新庄のホームランを叩き落した横浜の阪神ファンを思い出した。
結果的にはプロストが初戦を制するんだけど、プロストとココの相性の良さと言うか、初戦は乱戦気味になる⇒そう言う時こそプロストの出番!みたいな感じなのかな?と(翌年の2.5バールでの初戦もココ、ジャカレパグアでプロストが勝ったハズ…と言うか、そのレースは当時TVで見てた←ゲスト:高橋国光さん)。

今回も小倉さんが解説だったけど、やはり面白い裏話が聞けて…大変だよな、現場に居て時間との闘いが有ったんだから。
その話とは別に、ポルシェと言うかマクラーレンが「ポップ・オフ・バルブの信頼性が低いので、3.7~3.8バールでセッティングを詰めた」ってのは感心を通り越して感動…と迄は行かないけど、目から鱗な話(まぁ、既に有名な話かも知んないけど)。
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その辺の…コレも危機管理能力かな?…と、決勝優先のセッティングと言う考え方ってのが(以前のラウダが居た頃にも出た話)、何が起こるか解らない初戦に効いてくるんでしょう。