五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

2009 QTEL FIM世界耐久選手権シリーズ第4戦 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第32回大会

スタート前に書いただけじゃなく、MotoGPのカレンダーと被ってるどころか、SBKとも被ってるんだって?…何ちゅうー日程を組んでるんだよ?
MotoGPが被ってるのはEPGで知ってたし、元々(MotoGPだけに?←寒い)GPライダーが来るとは思ってないけど、「ハスラムぐらいは来てくんないか?」とかは期待してたのよ。
つーか、予選10位以内に入ってる様なチームでも、本来はこう言う位置に居ない様なトコばっかりじゃん。
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レーススタート直前と言うのに、シケイン辺りはガララーガ…(シケインだけじゃないのよ)。
“真夏の祭典”とか言われてた時代も有ったのに(決勝当日に15万人とか)、コレじゃ興行としての目玉と言うか、華が少な過ぎやしないか?…今考えたら、『18~22歳で先着5,000名に無料チケット』とか、『女性も見易い環境(割引も有り)』やら『お子様5名分迄無料』と、妙にサービス旺盛なバナーが目立ったのは、観客の入りが危機的状況だからこその~だったのが、今頃に理解出来た…とは言っても、今の経済状況やらを考えたら仕方ない部分が有るのも解ってる心算だけど(バイクブームが完全に過去の物であると言う事も含む)。
あ、『エントリー58台で全車予選通過』とかも言ってた。
定員割れしてるんだよな?←以前は予選通過60台+嘆願書(主催者推薦)3台でも、予選落ちが居たと記憶してるんだけど?

レース自体も天候に恵まれず…ある程度予想はされてたんだけど、結局SC導入は何度有ったんだっけ?(4回?)
コーションラップも多く、ロードレースと言うよりも「コレ、どこのIRL?(又はNASCAR?)」と訊きたくなった(ま、天気は仕方ないけども、最近やたらと雨に祟られてる気がするんだけど?←以前の印象って7月の最終日曜=快晴!だったのに…これも異常気象なのか?)

目玉(?)のF.C.C.が速攻で転倒し、続いてハルク・プロも転倒…もう、この時点でヨシムラ決定!って思ったけど、先に書いた様に天候の所為でSC…まぁ、その中でもギリギリの走りを見られたりもしたけど、ホンダ系の2台が消えた時点でレースとしては終わってたっぽい。

更に気になったのが…

イメージ 2転倒して『自分で押さずにピットに戻る』っての有りになったのか?何か甘くなってない?『手助けして貰った時点で失格』とかは俺の思い違いか?汗だくになりながら、炎天下を延々と押し続けてた映像が記憶に有って、その執念みたいなのに敬意を抱いてたのに(それもワークスじゃなく、プライベーターの人達)…コレで修理→完走!とか言われても、何だかなー!って気がする。

あとヤマハのR1にはアクセルのフライ・バイ・ワイヤシステムが存在してて、『SBKのトラコン』と言う時点で萎えるのに、このシステムで「アクセルの開け方で差が付く」とかが無くなるワケ?
あと、「アクセルのON-OFFによる荷重移動を利用した倒し込み・切り替えしも消えつつある~」って…この辺のテクノロジー話でピエール氏は「凄い時代になって来ましたね!」と感心してたけど、全てを得るは全てを失うに等しいって言うか、乗り手の比重が低くなってる気がして感心する気になれない。
そのピエール氏の実況を「一度聞きたい」と思ってたけど、今回の放送は現地実況との兼用で図らずも聞く事が出来た…けども、やはり自分には『みしな昌俊実況』の方が合ってたと言うか刷り込み済みで、どーも意図的に………この辺は自重しとく。

と言う感じで8時間見てたけど、ネガな感想ばかりになってやんの…と反省してたら

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表彰台で思わず込み上げて来て、何とかスタッフに感謝の言葉を伝えた後、涙を見せまいとする武石選手に貰い泣き…コレに加え、やはり最後の花火


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不思議だ…花火を見ていると何もかも許せる…って、何処のアレクセイエフからの伝言だよ?て言うか、たかだかTVで見てただけなのに、やはりコレはコレで来るものが有る。
このままでは正直、コカコーラが冠スポンサーを降りても、はたまたスカパー!で来年のPPVが無くなっても納得が行く気もするけど…来年も出来ればゴールを見て感動出来る様で在りたい…とか思った(BGM:風よ、鈴鹿へ by高原兄…ですな)