狼と香辛料 XIII Side ColorsⅡ
と言う事で、またも『Side Colors』かよ?と言う感じなんだけど、物語も終わりへ向かってるらしく(あとがきにも書かれてたな)、逆に限られた残りの時間を、こう言う外伝的な話で楽しませて貰えるのは…ホロとロレンスの遠回りにも似た感覚?
今回のは短編×3と中篇(本の半分位)×1。
取り敢えず疑問が残ったのが、桃の蜂蜜漬けは食べられたのか?なんだけど、それよりも『美味い物を食べるには~』の話で、最後の『共に食べる相手を増やせば良い』の件にはちょっとジーンと来るモノも有り…どーもこの作品では食い物関係の話でジーンと来させられてる気がする←ビーバーの尻尾の食い物で、「わっちはこの匂いを忘れはしない~」みたいな話の時もやられた。
それぞれに短編も面白かったけど、最後の黒い騎士の話…もう、「いつ異種姦が始まるんだろ?」的な雰囲気で…エネク許さん!的な話。
しかし、最後のオチは語られず仕舞い…いつか後日談みたいな事も語られるんだろうか?
しかし、最後のオチは語られず仕舞い…いつか後日談みたいな事も語られるんだろうか?