五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

泥まみれの虎

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著者:宮崎駿
大型本:87ページ
出版社:大日本絵画
ISBN-10:4499227909
ISBN-13:978-4499227902
発売日:2002/7/15

オットー・カリウスさんの書いた『ティーガー戦車隊(上)(下)』の内、1944年2月24日~3月22日迄の戦闘行動(忠実)を『豚を主人公に描いた』作品で、コレもジブリコーナーに騙しで置いて欲しい作品。

単純に作品自体も面白いと言うか(原作は読んでないんだけど「戦車砲で敵機を撃墜」ってマジ?)、豚でも源文調劇画でも違和感無く読めたのは何故?つか、内容が濃かったら豚で描かれててもOKと言う事か?(でも流石に棒人間で描かれたら無理だろ?)

作品だけじゃなく、実際に戦闘の行われた現地へ『取材ではなく趣味として』…所謂『聖地巡り』じゃん。
だから、宮崎さんがこう言う人だと言う事を、もっと世間に広めて欲しいと言うか、もうジブリの作品なんて説教臭いとしか思えないけど、コッチの趣味の部分では実に面白い人だなぁ!と思う。

カリウスさんにも会いに行き、散々質問攻めにして…だからアニメ作品に生かせないかなぁ?
意表を衝いて、『次回のジブリアニメは戦車モノです』とかだったら面白いのに←当然、ハンスが出て来る?

で、オマケ的にハンス&ドラシン予備大尉が活躍する『Ⅳ号戦車の話』も収録されてて感激。
コレも大好きな話で、コレに収録されてるのは知らなかった。
もう、Ⅴ号、Ⅵ号とかよりもⅣ号が好きで、実際は想定されてなかった役割を無理矢理押し付けられて、それを健気に全うしようとするⅣ号ちゃん萌え←何か混じってないか?

つーか、ホントに宮崎さんの少女キャラは可愛い。
結局、二次元キャラにマジ惚れするキッカケがクラリスだったので、似た様なキャラ描かれたらそれだけでKO!(てか卑怯だよ)

コレ(Ⅳ号の話)、『ナウシカの連載終了に合わせて、アニメージュの表紙を飾ったって』…やはりアニメ化出来ないか?
カリウスは厳しそうだけど、ハンスの帰還は行けそうなんだけどなぁ…映画とかじゃなく、WebとかオリジナルDVDとか、そっちの方が回収率も良さそう?(で、DVDを当然『ジブリコーナー』へ混ぜて置け)