五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

神風特攻隊、その時

今迄も放送されてたのかも知れないけど取り敢えず初見。
このチャンネルとか、ヒストリーチャンネルとか、海外で作られた番組を見て「そうだったのか!」とか、「どっちが日本人なんだよ?」と言う感じで教えられてるんだけど今回もそんな感じ。

アメリカ視点での特攻隊と思ったがそうでもなく、割と日本人に対してのインタビューも有って、宇垣中将の娘さんとかも出て来てた…ま、当然ながら特攻作戦を執った事への弁護的な発言だった。


宇垣中将の最後の特攻について、彼の最後の写真での笑顔についても言及されてて…うーん、ホントにアメリカとかが作ったのかコレ?

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若者達を特攻へ追いやって、最後に自分も行けると言うか、自分だけ生き残るのを避けられる喜び?兎も角、その辺の事にも迫ってる内容だとか、特攻へ出たパイロットと、送り出した後に夫となるパイロット不在で結婚式…と言うか祝言を挙げた奥さんの話とか、何か真面目に番組作ってるなぁ!と言うか…日本でもこう言う番組作ってるんだよな?何か当人が全然スルーしてて、他人が解説してる図式になりそうで、日本のTV番組とか内容を考えろよ…と言うほど、地上波見てないんだが。


沖縄での地上戦の凄惨さと、特攻隊による攻撃から「原爆使用も止む無し!」に繋がったと言うのもアレだけど、証言者として当時の兵隊さんが日本への本土進攻が無くなって、「ホッとした」と言うの聞くとそう言う理論も出て来るんだろうな…って気になったと言うか、アメリカも「原爆使用で、結果的に日本の被害も少なくなった」とか言わず、「日本人相手に本土で戦うの怖かったんです」と言えば、未だ納得じゃないけど何となく判らなくも…とか正当化とかの話じゃないんで、万が一コレ読んでも突っ掛かって来ないでね。


それにしても、開聞岳の扱いが印象に残ったと言うか、最後のスタッフロールでも開聞岳を映しっぱにしてた。
何だか、その事だけでも番組制作者が特攻隊と、その家族の心情を理解しようと努力したんじゃないかな?って思えた。

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