五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

W杯 ベスト16 ウルグアイvs韓国(6/26分)

 
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『ベスト16入りは1人だけの力で達成した訳では無い。これ迄徹夜でエールを送ってくれた国民達は勿論、選手を育てた御両親の愛に応えなければならない』byホ・ジョンム韓国代表監督
 
…と言う事で、感謝の言葉で「サポーター云々~」てのはよく聞くけど、『御両親の愛に応えなければ~』ってのは初めて聞いた。
ま、流石は儒教の国(と言って良いのか?)と言うか、ちょっとこの時点で「やられた!」感が有った。
 
 
とは言え試合では、やはりフォルラン-スアレスのラインって阿吽の呼吸と言うか、先制点なんて解説の松原さんも言ってた様に「スアレス何処にポジショニングしてんだよ?」ってトコに居た…ま、コッチは気付かずゴール前を横切るフォルランのクロスに「何でスアレスはココに居ないんだよ!」とか叫んでた…そしたら大外にスアレスが待ってて
 
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でも、ココで先制してから緩めたと言うか、何度かカウンターのチャンスが有ったハズなのに、速攻せずに遅攻っぽく行きだして、「2点目狙わなくて良いのかよ?」と思ってる間にウルグアイがヘロヘロっぽくなって来て、反対に韓国が攻め捲くり。
案の定…と言ってもFKだけど追い付かれたので、「だから2点目行っとかないから…」とか思ったら、あんだけヘバって見えてたのに今度は攻め捲くり…あの時間帯は、単にエコモードで省エネしてただけか?
 
2点目もスアレスが決め…またも消える動き。
フォルランが脚光浴びてるけど、このFWも結構どころか…って感じで大したモンだ。
フェラーラさんは「プレミアでは、フィジカル的に厳しいだろうけど~」と言ってたけど、今大会後にはご栄転的な移籍をしそうな感じ?(でも「行った先であまり活躍出来ず」と言うオチが付きそうなキャラっぽいんだが?)
 
結局は1-2で韓国はベスト8入りを逃したワケで…しかし、こう言っては何だけどと言うか、怒られるの覚悟で『韓国の試合見て、初めてジーンと来た』。
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最後の最後迄、死力を尽くしたってのが納得行くと言うか…えー、やはり2002年の時の蟠りみたいな感情が残ってて、今迄アレだったんだけど、それがやっと霧散した気がする。
って事で、次回大会からは韓国も応援出来る…かも知れない。
 
あ、試合後のイ・チョンヨンって選手が「大会で2ゴール決めたけど?」と言う問いに対し、「負けたので、あまり意味が無い…」みたいな事を言ってた。
多分…でもなく、かなりの確度で本人の経験と言う血肉となってるハズだし、チームや次回以降の韓国代表に選ばれる選手達にも、経験値・自信、そう言うモンとして受け継がれて行くと思うぞ。
そうやって、韓国代表に足りない(日本にも足りないんだが)チームの経験値が蓄積されてくハズ。
ま、兎も角、韓国の敗戦を素直に「残念だったな…」と思えるだけ、韓国代表の戦いぶりは立派だったと思うし、そう言う風に思える様になっただけ、自分も多少は丸くなったと言うか心が一寸は広くなったのかな?