五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

Cカーの時代 DISC.5 WSPC 1987

副題が“YEAR OF THE CAT”と言う事で、ジャガーの年と言って良いシーズンだった。
先ず、ワークスポルシェが1カー体制になって、只でさえ下り坂だったのが、これで手薄になった。
で、開幕からジャガーが連勝し、第3戦のモンツァにはポルシェの会長と社長が激励に…つか、激励と言うよりは、見極めだったのかな?
結局はシーズン途中の第7戦ブランズハッチで、ワークス撤退を発表…だけじゃなく、そのまま撤退。
せめて、このシーズンだけは走れよなぁ…って、まー、今頃に書いても意味も無いんだけど、引き際としてはあまり褒められたモンじゃない。
まー、せめてもの救いが、ル・マンで勝てた事なのかな?
ただ、どーせならル・マンに勝った時点で、「これで止めまーす!」の方が、幾らかはマシな撤退だったんじゃないか?とも思う。
 
ワークスが居なくなり、ジャガーが我が物顔なシーズン…になるんだけど、ダイジェストを見る限り、プラーベート・ポルシェの頑張りが目立つと言うか、リキモリんトコのショートテイルとか、多分この後の流れに影響を与える様な(ま、ココが最初と言うわけじゃ無いけど)、そう言う独自開発とかも有って宜しい。
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それにしても…ザウバー5ℓターボは居るけども、ジャガーの7ℓNAvsポルシェの3ℓターボで優勝を争うと言う、『色んなアプローチ(エンジン)が有るけど、ゴールして見たら僅差』みたいな、そう言うレースが自分の理想なので、ポルシェにはもっと頑張って貰いたかったなー(インディの方へ行くのが、ポルシェの会社として大事だったんだろうけど←ホンダがF1止めても、大してお客も入らないインディへのエンジン供給を止めないのと、目指してるのは一緒なのかな?>北米市場)。
 
つー事で、ロスマンズのワークス・ポルシェとしては見納め
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コレほど印象に残ってるカラーリングも無いと言うか、WGPでのロスマンズ・ホンダと、耐久シリーズでのロスマンズ・ポルシェって、このカラーリング=最強チームって、そう言う印象が強い(ま、ホンダのアンチだったので、あまり『最強!』とか褒めたく無いんだけど)。
 
 
で、ジャガー
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スプリント…じゃないな、ル・マン仕様じゃ無い小っさいライトもイイ。
7ℓと言っても、ターボが無い分『ココ一発!』のスピードで足りず、予選では負けてたけども、決勝セットと言うか燃費の差で…って事で、選手権がスプリント化されて行きつつも、未だ1000kmレースが多かった分、ジャガーは我が世の春を謳歌出来たのかな?←一層のスプリント化によって、翌年の選手権は~って、それはDISC.7の1989で書くか。
 
 
このディスクでも、WEC-JAPANに時間が割かれてて…
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時代を感じさせるキャンギャルのお姉さん方…ん?右端の人は、二輪のキャンギャルで見た様な気もする?つか、自分が『眉毛しっかりな女性』好きなのって、やはり自分の青春時代(?)だった、80年代中盤~90年代初頭頃、女性のメイクが『眉毛しっかり』な傾向に有ったから、それがインプリンティングされてるんだろうな…とか、当時のキャンギャルやら、CS放送で昔のTVドラマを見かける度に思う。
 
 
このシリーズで、「ナツカシーー!」と思うドライバーが多々出て来るけど、この年の富士でポールを獲得した日産のオロフソン
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特にエピソードも思い浮かばないのに、やたらと懐かしさを覚えたんだが…何でだろ?
しかし、どーせならペアの和田選手もインタビューして欲しかったな…流石にこの年なら、斜め45度のメガネは掛けてないだろうけど、あの顔を見てわr…じゃなく、えー、見たかった。
 
にしても、WEC-JAPANのDVDセットも出てたけど、それも見たくなって来た。
収録時間と内容を調べるか…でも、流石に値段がなぁ…。