五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

漫画@出張中

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けいおん! (2)~(4)

コミック:120ページ 他
著者:かきふらい
出版社:芳文社
言語 日本語
ISBN-10:4832277812 他
ISBN-13:978-4832277816 他
発売日:2009/2/26 他

泊ってるホテル直近のコンビニで見掛けたから、(1)巻の時の予告通りに購入。

て事で(2)巻の話から
あずにゃんの登場なんだけど、梓は新歓コンサートだけじゃなく前年の学祭のテープも聞いて、それに感動したと言ってるのに、以降は『新歓で感動~』のみに…あれ?
あと、アニメよりもコッチの方が『軽音部への感化度』が高いと言うか、順化するのが早いと言うか…簡潔に書けば、あまりウザさと迄は行かないけど「煩いなぁ」みたいなのを感じなかった様な?
まぁ、『4人そろって演奏すると、こんなにいい曲に~』てのに、早く気付くからか?
で、梓の続きと言うか…頭頂部が白いから、サビエルとかのカッパ頭に見えるのが問題な気も。

アニメん時の学祭で、唯がギー太を自宅へ取りに帰るのにも違和感を感じたけど、これまたコミックでは憂がキッチリとフォローしてたから、取りに帰る必要も無し…憂は完璧超人だから、コッチが正解だよな。


続いて(3)巻
(2)巻の感想が詰まるところ、コミックとアニメとのギャップなんだけど…澪の特訓と称する、5人のメイド喫茶(?)バイトについては「動く絵でみたいなー!」(アニメ化は必要!)って結局そこかよ?

この作品て、かなり百合な匂いがしてるけど…梓も若干の百合傾向が有るのな→澪

3年に上がり先ず修学旅行。
行き先は京都…コレは作者の意向?それとも京アニが展開し易い様に?

読み進むに連れて、「唯もイイなぁ~」とか思う様になって来たが、クーラーがダメなんだよな…既婚の先輩が昔嫁さんの条件で、「体感温度が近くないと辛いでー!」と言ってたので、暑がりな自分と唯だとダメだろーな←真剣に心配せんでも…。


次、(4)巻
カバー下のネタ漫画を楽しみにめくったら…イキナリあとがきが書いてた…「嗚呼、ホントに4巻で終わるんだなー」って、最初にブルーな気持ちになった。

が取敢えず『ごはんはおかず』の詩が良い。
やたらと非難される『お好み焼き+ご飯』を含めた、炭水化物と炭水化物を夢のコラボレーションと表現。
コレってCDに入ってるなら、買ってもイイかな?

あれ?さわ子先生も百合?つか、そう言う感じはしてたけど、教師を目指した理由が「その時好きな子が先生になりたいって言うから~」て…で、その子には「ふ・ら・れ・た・わ・よ!」とか…。

で、結局4人は卒業するんだけど…ベタと思いつつも梓が唯へ「卒業しないでよぅ…」と泣きながら言うトコが良い。
そんでもって5人を優しく見つめるさわ子先生も良い。
こうやって生徒が入れ替わって行きながら、部活が続いて行くんだなぁ…って、帰宅部だった自分の知らない世界を、ちょっと覗かせて貰った気がする。



てな感じで、通しの感想?
(2)巻の段階で「アニメ化決定!」と書かれてて、最後の(4)巻が2010年10月に出たと。コレって、第1期のTVアニメ放送だけじゃなく第2期の放送にも被ってるワケだから、人気が出てる最中にも拘らず、ズルズルと四人の卒業を引き伸ばしたり、大学に上っての話を設定を改変したりしながら続けたりもせず、この作者(及び編集部)は作品を完結させたのか…何か、無理糞連載を続けたり、過去の作品を無理矢理関連づけたりしてる連中(それも所謂『大御所』的な立場にも居たりする←この人達は、過去の作品にすがるしか、立場を維持出来ないんだろーけど)に比べ、実に潔いの良い態度だな…と感心する。
まぁ、(4)巻で終わる時、実際にどう言う感じだったのか知らないし、この先『けいおん! N女子大編』が始まらないとも限らないか…でも、それを見たい気もするし、このままで終ったままで居て欲しいのの半々だが?

あと、アニメは第1期しか見てないけど、こうして全4巻を読み終わり、アニメで違和感を覚えた話(澪が和と仲良くなり、嫉妬した律がウザくなってく回)が原作には無いオリジナルと判り、「やっぱりなー!」と納得したと言うか、安心した←「律は、そんなヤな娘じゃない!」的な…つか、何をマジになってんの俺?

てな感じで、全4巻てのが勿体なく感じるけど、だからこそイイんだろーな。