五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

IRL Rd.17 ラスベガス(GAORA 10/17分)

終戦に持ち越されたシリーズタイトル…って事で、生で見る元気は無かったから、仕事が終って直ぐに帰宅→見始めたんだけど…。
 
ただ、何気に開いてしまった夕刊に、『大事故で死亡者』と言うのを見てしまって…でも、「イヤ、見間違いだ!」と自分に言い聞かせ見続けてたら…。
 
 
このレース、亡くなったウェルドンはレポーターとして、スタート前の隊列の中でインタビューに応えてて…セナん時と同じかよ。
その時の声が、僕らの聞いた彼の最後の肉声なんだろうな。
 
そして、事故の一瞬前、彼の車載カメラの映像に切り替わって
 
イメージ 1
よく見ると、前方で煙が上がってる様に見える。
この直後に多重クラッシュ映像に切り替わるんだけど…もし、事故の瞬間の映像が有るなら、流すべきだったかも知れないし、見るに耐えられない映像だったかも知れない。
 
 
事故後、カナーンやエリオ、その他のドライバーが、「もっと落ち着いてレースをする必要が有る…」と言う感じの事、口を揃えて言ってた。
でも、そう言う落ち着きの無さって、今季は結構目立ってたハズで、『保護観察処分』を受けたドライバーも結構居るし、見ててあまりに接触が多くって、僕から見てても「レベル低くないか?」と不満を覚えた事が有った。
誰かが、もっと早く口にすべきだったんじゃないのか?…と言っても、後の祭だけど。
 
 
最後の追悼ラップに出る前、車に乗り込んだダリオが…まるで子供の様に泣きじゃくってたの見た。
その直後、彼が歯を食いしばって頭を切り替える姿、その姿も忘れちゃいけないんだと思う。
 
 
放送陣の村田さんや松田さん、松浦選手達が揃って言ってた様に、モータースポーツって、幾ら安全性が上がったと言っても、こう言う危険性が有ると言う事を…って、自分は理解してる心算。
だからこそ、その危険の先に有る…陳腐だけど『栄光』に向かって行く姿に、敬意を覚え、既に自分よりも年下ばっかりの選手にすら、憧れにも似た感情を抱きながら、色んなレースを見ている(TVだけだが)。
ただ、その危険性を再認識する羽目になる、こう言う死亡事故とかは見たくないだけじゃなく、有って欲しくない(と言う、当たり前の事しか書けんな)。