五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

ブルートレイン大全 増補改訂版 【ムック】

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著者:寺本 光照
ムック:175ページ
出版社:洋泉社
ISBN-10:4862488900
ISBN-13:978-4862488909
発売日:2012/2/22
 
と言う事で、 『鉄道ジャーナル 2012年4月号』を買いに行ったら、直ぐ傍に陳列されてたので買って来た。
 
元々『ブルートレイン大全』てのが、『富士・はやぶさ』の廃止時に合わせて出版されてたみたいで、今回の『日本海』(と『きたぐに』)の臨時化に合わせて、増補改訂された本らしい。
てなワケで、冒頭に“惜別大特集 43年の歴史にピリオド『日本海』その栄光と軌跡”と題し…それに釣られて買ったワケだ。
つか『日本海』って俺と同い年…余計、何かこう、クルもんが有ると言うか…しかし、自分の中で今頃に日本海ブームと言うか、日本海バブルみたいな感じで、『日本海』の文字が表紙に躍ると、釣られ捲くってる感じ(単なる葬儀厨乙wwwと言えるけど)。
 
ブルトレの全列車・全記録を~』と謳う様に、各寝台列車の説明が有り、ブルトレブーム時代を思い出したり…ある意味、『日本海の臨時化』ってのは、おっさんホイホイの効果も有るんじゃないかと。
 
ブルートレイン・ルートマップ』てのが有って、各ダイヤ改正時のブルトレの種別図が有り、開始時から黄金期を迎え、衰退期へと向って行く様が図でよく判る…まるで何処かのパン屋の店員が、改造手術→天才化→元よりも酷い衰退期を迎える…みたいなって例えが悪いか。
 
結局、時代の趨勢と言うか、はっきり言えば新幹線網の発達=寝台列車の衰退なワケで、子供の頃に感じた新幹線への嫌悪感と言うか、危機感みたいなのはコレだったのかも知れない。
 
取敢えず思ったのは、臨時化=廃止への執行猶予みたいなモンだから、臨時化の後も出来れば乗りたいと思う。
あと、今残された寝台列車にも、東北新幹線の函館延伸時=死刑執行と考え、乗れる時に乗っておかないと…と言う事。
考えたら、まだ日本海の危機も叫ばれていない頃、「はよ『日本海』乗っとかな、いつ無くなるか判らんで!」と言ってくれてた例の人に従い、乗っておいて良かった。
あれが無かったら、ココ迄列車を使っての旅行に嵌らなかったし、「『日本海』へもう一度乗りたい!」とか言って会社休む子に成長(?)する事も無かっただろうな。