五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

「ん?」て思たら調べとこ(10)

と言う事で、Wikipediaさんの

en.wikipedia.org

についての(10)。

自分が興味の無い事には冷淡で、「それ知ってる!」って時は脱線だらけ。

インディ500に関して、前回まではスピードと予選に関する話で、今回からはラップリード関係。

今回はその中の【ラップリードの少ない優勝者】~【1周目と最終ラップでのラップリード記録】まで。

 

Fewest race laps led by winning entry ラップリードの少ない優勝者
Four entries have won despite leading only five percent or less of a given race's completed laps.
Laps
Led Distance
Led Percent
Race Led Year Driver Start
Pos
mi km

上位4選手は、僅か5%以下のリードにもかかわらず優勝しました。
完走したレースの周回数のうち、またはそれ以下の周回数であること。←何?

1周=0.5% Dan Wheldon(2011年 予選6位)

2周=1.0% Joe Dawson(1912年 予選3位)

9周=4.5% Juan Pablo Montoya(2015年 予選15位)

10周=5.0% Graham Hill(1966年 予選15位)

2011年のダン・ウェルドンは、『ヒルデブランドの悲劇』の時の優勝ですね。

本当に、勝負は下駄を履く迄~でした。

でも、その年の最終戦に今度は、ダン・ウェルドンが…になるわけで。

勝負どころか人生も、下駄を履く迄~だよなーって←似た様な事を、大藪晴彦さんも書かれてた?『 アスファルトの虎』の中か何かで。

 

Most race laps led by non-winning entry 勝てなかった最多ラップリーダー 
Four entries have failed to win despite dominating to lead eighty percent or more of a given race's completed laps.

以下の4選手は、レースの80%以上をリードしたにもかかわらず、勝てなかった。
Laps
Led Distance
Led Percent
Race Led Year Driver Start
Pos Final
Pos
mi km
196周=98.0% Ralph DePalma(1912年 予選7位→決勝11位)

171周=85.5% Parnelli Jones(1967年 予選6位→決勝6位)

170周=85.0% Mario Andretti(1987年 予選1位→決勝9位)

160周=80.0% Michael Andretti(1992年 予選6位→決勝13位)

これだけレースを支配していても、簡単に勝てないのがインディ500って証になるのかな。

祖父アンドレッティ、父アンドレッティの二人がランクイン。

やはり❝呪い❞と言いたくなるよねーって。

今年のマルコのポールは、ココに載ってる1987年祖父アンドレッティのポール以来って、ネットに何度も出て来てた。

 

Most laps led from start スタートからラップリードし続けた記録
Two entries, both starting from the pole position, have led the opening forty percent or further of a given race's completed laps.

ポールポジションからスタートした2台は、スタート後そのまま、レースラップ数の40%以上をリードし続けました。

Laps Year Driver Full
Laps
Led Percent
Race Led Start
Pos Final
Pos
92周=64.0% Emerson Fittipaldi(1990 年 合計128周リード 予選1位→決勝3位)
81周=55.0% Frank Lockhart(1927年 合計110周リード 予選1位 決勝18位)

 つか、『スタートしてハーフウェイ近くまで首位のまま』ぅて、どんな走りだったのか?

吉良高校みたいに何か有ったとか?←他のがトップに立つと直ぐに、異変が起きてラップリード出来ないとか?

 

Latest lead change 最も終盤の首位入れ替わり
Races with final lead change taking place at or within three laps of finish Lap Year Winner Overtaken

以下の10件は全て、ラスト3周以内に起きた大どんでん返し。

※勝者,敗者

200周目 Sam Hornish, Jr.,Marco Andretti(2006年) 

   〃     Dan Wheldon,J. R. Hildebrand(2011年)

199周目 Joe Dawson Italy†,Ralph DePalma(1912年)

   〃     Emerson Fittipaldi,Al Unser, Jr.(1989年)

   〃     Kenny Bräck,Robby Gordon(1999年)

   〃     Dario Franchitti,Scott Dixon(2012年)

   〃     Simon Pagenaud,Alexander Rossi(2019年)

198周目 A. J. Foyt,Eddie Sachs(1961年) 

   〃     Bobby Rahal,Kevin Cogan(1986年)

   〃     Tony Kanaan,Ryan Hunter-Reay(2013年)

† DePalma became a U.S. citizen in 1920.

注釈.1912年に、残り1周で勝利を逃したデパルマさん。

 1920年に米国市民になった。

イタリア移民て事か…ラファエル・デ・パルマが、ラルフ・デパルマ…なるほど。

翻訳サイトに任せっきりだけど、この方のについて「そのスポーツマンシップの高さから仲間のドライバーやファンから最も人気のあるレーサーの1人であり、その質はコース上でもコース外でも発揮された」とか記述されてる。 

甥っ子のジョン・デパオロって方もインディ500優勝…やはり、インディ500の一大歴史絵巻的な映画とか、ドラマとか見てみたいんだが?

で、200周目=最終ラップに劇的勝利なのは、先にも出て来た『ヒルデブランドの悲劇』と、「マルコの初出場で優勝目前…でも最終ラップの最後の直線で~」と言うアレ。

『たら/れば』だけど、アレが無くて、そのまま優勝していたら…マルコはまた別のレースキャリアになっていたんだろうな…とも思う。

まぁ、最終的に、それが良いか、悪いかは判らないけど。

でも、もっと勝ってたんじゃないのか?と…コレは夢想の類だろうな。

 

Led opening lap and final lap: 21 entries among 19 drivers

1周目と最終ラップでのラップリード記録した19人

優勝者は最終ラップにラップリードを記録してる筈だけど、1周目もとは限らないから…って事での調査かな?

Jimmy Murphy(1922年)

Joe Boyer(1924年)only occasion of occurrence in separate entries

Peter DePaolo(1925年)

Lee Wallard(1951年)

Bill Vukovich(1953年)

Jimmy Bryan(1958年)

Jim Clark(1965年)

Mario Andretti(1969年)

Al Unser(1970年)

Johnny Rutherford(1976年)

Johnny Rutherford(1980年)

Bobby Unser(1981年)

Rick Mears(1984年)

Emerson Fittipaldi(1989年)

Rick Mears(1991年)

Al Unser, Jr.(1994年)

Buddy Rice(2004年)

Scott Dixon(2008年)

Hélio Castroneves(2009年)

Dario Franchitti(2010年)

Simon Pagenaud(2019年)

1924年のボイヤーさんは、例の(4)で有った【スタート/ゴールで異なるドライバーによる優勝】の人。

「最初の車でラップ・リーダーになりながら、別の車に乗り換えて優勝した」と言う、かなり珍しい注釈になるのが笑える。

 

と言う感じで、ボイヤーさんの研究もしたくなりつつも、そこ迄の執着も無いかな?と移り気なんだけど、やはり時間が出来たら考えとこかな?と、京都の「考えときまひょ」よりは前向きな気持ちで(11)へ続く。