五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

社会科の資料かよ? 油津港編(11)

調べてたら脱線してたの外伝的シリーズ。

油津港と近隣3港の大堂津,目井津,外浦と、その周辺についてのアメリカ軍作成資料。

下が、国立国会図書館デジタルコレクションへのリンク。

油津港編

dl.ndl.go.jp

その中身の忘備録。

翻訳サイトの力も借りてるけど、正しいか?は責任持てない。

今回はその中の【油津港おさらい①】。

 

テキサス大学さんの地図を開いとくと良いかも(直ぐには要らんけど)。

legacy.lib.utexas.edu

14,22枚目(P.7,- ←便宜上、ブログ内では『22枚目地図』と呼ぶ)

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※2枚共に国立国会図書館デジタルコレクションより https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4010009

Remarks: 備考

A floating lumber raft is alongside the S end of quay.

岸壁の南端には材木筏が浮いている。

前も出て来た、↓の絵葉書集【日南市】12枚目。

www.880j.com

堀川運河終点辺りの絵葉書に写ってるのが、材木筏だと思うんですが。

コレを港内の材木運搬船に積むんだよな?

で、積むのを待ってるのが、❝岸壁の南側❞であろう…と。

でも、具体的な場所が判る古い写真は見付けてない(1947年の空撮でも判別不能)。

 

North of the Coaling Quay is a ramp probably of stone construction, 150' long behind which is part of the coal storage area.

炭鉱埠頭の北側には、おそらく石造りのランプがあり、その後ろには150フィートの長さの石炭貯蔵エリアの一部があります。

また石炭埠頭の話。

やはり纏めて書く様にして欲しい…今、苦情を言っても意味ないけど。 

 

MINOR SMALL CRAFT FACILITIES

小規模工芸施設じゃなくて小規模小型船施設

Although the latest available Japanese charts reveal extreamely shallow depth alongside the remaining small craft quays, it is probable that the depth alongside have been dredged. 

最新の日本海図では、残っている小型船の岸壁の水深が非常に浅いことを示していますが、岸壁の水深は浚渫されている可能性があります。 

浚渫は既に2回出て来てる。

 

The following tables summarize the data on the four minor small craft facilities.

以下の表は、4つのマイナー小型工作施設のデータをまとめたものです。

小型工作⇒小型船舶で。

 

NORTH QUAY(Reference 2) 北岸壁 浜の部分かな?

Location on waterfront: ウォーターフロントに位置しています。

逆に水に面してない岸壁って有るのか?と言う疑問が湧いたけど、そんなのはないよな?と調べてない。  

 

Directly in front of the city of Aburatsu. 油津市の目の前。

Type of construction: 工事の種類 

Marginal quay with 120 ft.  ramp on E end of quay.

岸壁の東端に120フィートの傾斜路がある限界岸壁。

Quaypro-bable stone construction and earth fill; rump-probable stone construction.

岸壁・土留め可能な石造物と土留め、ランプ・土留め可能な石造物。

前も出て来た。

石積み+土で固めて、上を石畳みたいなの。

今回、❝rump❞が追加。

この場合は傾斜…僕らがよく使う❝スロープ❞と同じ。

同じと言っても、厳密には違うらしい。

解り易い説明は↓

talking-english.net

で、何の為の傾斜か?って言うと、漁港でよく見る漁船を揚げとく坂道で良かろう?

しつこく、さっき上の方にリンクを貼った絵葉書。

同じく【日南市】12枚目の奥の浜が、港の入り口から見て北側なのでビンゴ!でしょう。

 

Description: 説明 港の説明

Langth: 1,250' 長さ:1,250 1,250フィート 

Depth of water: 1'(being dredged)水深:10′~14′。 10~14フィート

Width of apron: 60'. 

Storage buildings: 1(near the ramp)倉庫の建物。 岸壁の南端に1つ。

Length and width: 100' x 150' 縦横:100′×150′。単位はフィート 

Total ground space: 15,000 sq. ft. 総敷地面積:1,500平方フィート 

Carnage: None. クレーン:なし

 

ABURATSU PIER(Reference 3)あぶらつピア(参考文献3)油津桟橋/埠頭。

Location on waterfront: NW side of harbor. 

ウォーターフロントのロケーション。 港のNW側。港の北西側。

Type of construction: Probable stone construction and earth fill.

施工の種類。 確率的には石造、土留め

 

 

 

 

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国立国会図書館デジタルコレクションより https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/4010009

Figure 5.

View of harbor off Aburatsu Town showing Aburats Pier (Reference 3). and inner breakwater.

Looking northeast. Date unknown.

図 5.

油津町沖の港から油津桟橋(資料3)と内防波堤を望む。

北東方向を見る。 撮影年不明。

似た景色は?で探すと直ぐに出た。 

 [http://]

 

この辺りからの撮影かな?

この背中側にトンネルが有って、その手前にこんな↓

[http://]

歩行者、軽車両(自転車)用回り道が有る。

当時からこの歩道が有ったのかは疑問だけど(トンネルは無い)、山腹の藪の中じゃなく、何らかの道から撮っただろう…でも単純に写真を撮った斜面は、このバイパスみたいな道とトンネル工事で、数られちゃったかも知れない。

ま、どっちにしろ、ココも次の機会に行ってみたい所のリスト入り。

 

REFERENCE:

All reference are keyed to encircled numbers on Port Plan of Aburatsu(Fig. 11).

参考文献。

参考文献はすべて油津港平面図(図11)の囲み番号をキーにしています。

どうやら、❝Port Plan of Aburatsu❞と言う資料が、コレとは別に有りそう?

一応は、❝Port Plan of Aburatsu❞で検索したけどアタリ🎯なし。

 

やはり本国の公文書館で探すべきか…と言う壁にぶち当たりながら続く。

stl-tomorrow.hatenablog.com