五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

1983年 第6戦 ベルギーGP

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近年のコース形状としては初のF-1開催と言う事で、以前はもっと全長が長かったらしい…って事は、ニュルの旧コースみたいな感じだったんだろか?
と言う事で、スパ・フランコルシャンでのF-1。
このコース、雨さえ降らなきゃ大好きなコース…多分、初めて観たWGPのビデオが85年のココでのレース(スペンサーが250と500のWウィンを飾ったレース)だったからと言う可能性も高い…けど、何て言うか、ホッケンみたいに森の中に有って、高速コースだけど公道区間も有ってガードレルが迫っててヤバい雰囲気が漂ってて…こう言うコースってあまり無いから、そのインパクトが強いんじゃないかと(あとはオーストリアのザルツぐらいか?)特にオールージュはヤバい匂いがプンプンで、前述の85年の500ではガードナーが「フレームの限界を超えてんじゃないの?」って走りが印象に…あ、WSPCの頃に死人が出たんじゃなかったっけ?他にも結構事故が有った様な?
解説者が「アルデンヌの大戦車戦」とか言ってたけど、確かにここらが主戦場になったのでミリ・オタだった人間には縁も有るし(?)…でも、『大戦車戦』かぁ?この言葉はクルクスとかの方が似合うと言うか、ココでは悪天候のお陰で善戦出来たイメージが強いけど…。


先日のロングビーチでもチェコットのF-1デビューが観れたけど、今回は地元出身のブーツェンのF-1デビュー。
さて、ブーツェンと書いたけど、ブートセンと言う表記も見た事が有って(レーシング・オンとオート・スポーツで表記が違った様な?)…どっちが正しいのか知らないけど、取敢えずブーツェンで行きますよ…で、ブーツェンも好きなドライバーだったのよ。
大人しめな感じだったけど、渋くポイントを稼ぐ様な…ナニーニとベネトンでチームメイトだった頃が一番カッコよかったかな?←全くの主観的評価
残念ながらリタイヤしてたけど、この先に何戦だ?…えーと?(調査中)出走163レース、3位以内15、優勝1で10年に渡りF-1で走るワケで、言うなれば…怒られそうな表現だけど「名脇役のデビュー映画」みたいな雰囲気も感じたりする…もっと彼にエゴと言うか、強烈な個性が有ればもう少し変わったF-1人生だった…様な気もする
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優勝はルノープロスト
解説が言ってた様に『4年目のF-1で通算7勝目』。確かに若さから来る瞬発力を持ちながらも、彼のイメージである老獪と言うか、キチンとレースを全体でマネージメントする片鱗が出てて、なんじゃかんじゃ言っても『三つ子の魂百まで』ってのは、このフランス人にも当て嵌まるのかな?と。
でも、ピケがしぶとく4位に入って…コレが最後にプロストのタイトル獲得を阻むのに繋がるんだそうで…ホント、レースって勝てない時にに何が出来たか?にタイトルが掛かってる気がする…と言うか、断定しちゃってもイイけど。
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                 まだまだ、あどけない雰囲気が残ってるもんな…
                 早くTAGポルシェ時代が観たいっ!!