五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

仰木 彬 パ・リーグ魂

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著者:金村義明
出版社: 世界文化社 (2006/12/16)

「この本を探してたのに、気が付けば『しょこたん♡ぶろぐ』を買う」と言う遠回りをしてしまったが(イヤ、面白かったけどね)、結局Amazonで買って読み終わり…

今や『不健康タレント』、『ドロドロ血液タレント』になってしまった金村義明
彼が報徳から甲子園に出て優勝した(てっきり「決勝の相手は工藤が居た愛工大名電」と思ってた)頃ってのは、凄く高校野球を見てた頃(僕もその頃は少年野球をしてたし)
関西では甲子園の試合を一日中放送してるので、夏休みは宿題もせず、ず~~~っとTVを見てたか、実際に甲子園球場に行ってた(球場へは、そないに頻繁じゃないけど)

で、その金村が恩師と言うより、親父と言える様な仰木さんについて書いてる本で…当然、堅苦しい本ではなく、仰木さんのエピソード集。
仰木さんをもっと知りたいと言う人には、若干物足りなさも感じるだろうけど…隠れたエピソードと言うか、近しい人間だからこそ書ける部分も有るので、こう言うのもアリ。

…等と、Amazonのカスタマーレビューみたいな事書いてもね…って事で、読んだ感想。
まぁー、近鉄の悪口が結構出て来て…でも、以前読んだ『江夏豊自伝 左腕の誇り』よりは愚痴っぽくないので、読んでで辟易しないで済む。
しかし、『草魂 鈴木啓示』の断片エピソードも何だかなぁ…近鉄が優勝した2001年。マスコミの取材が多くなって世間の注目も集めてた時、鈴木はNHKの解説だったハズ…だけど、「中継の日の練習中、グラウンドに下りて近鉄の選手達に取材出来なかった…誰も相手をしてくれないから」と言う、涙を誘う哀れな話…自業自得ってヤツか?

この本でも出て来る『伝説の10.19』。あん時は仕事中、ラジオで聞いてた…有藤、あれ以降殆ど見ないけど、コレも自業自得か?…イヤ、「あの抗議で勝てなかった」とは言わないけど…コスイよ“Mr.オリオンズ”

気のせいか「パ・リーグを代表してた選手が人間的な問題児」と言う話になりつつある?
折角『パ・リーグ魂』と言う題名なのに…