五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

狼と香辛料 Ⅴ

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著者: 支倉 凍砂
文庫: 355ページ
出版社: メディアワークス (2007/08)
ISBN-10: 4840239339
ISBN-13: 978-4840239332
発売日: 2007/08

泣かされた…1発目がP.94~97の『お土産はデカイ鼠の尻尾の料理』。
アレの「わっちはこの匂いもきっとずっと忘れぬ」の件…遠からぬ別れの後も、この旅とぬしの事を忘れないと言う…イカン、まさかラノベで泣かされるとは思ってなかった…っつーか、もう『ライト・ノベル』とかで区別しちゃイカン(本読んで泣けたのいつ以来だ?)←しかし、コレは序章に過ぎなかったのだ…
って言うか、このライトノベルの『ライト』って何よ?
まぁ、総じて『お手軽』とかの意味に繋がるみたいだけど…うーん、あくまでも『敷居が低い』と言う意味なら納得もできるんじゃがの。

どーでもイイ事ではあるが…まぁ、このブログに書いてる事は殆ど『どーでもイイ事』だが←と以前も書いたか?
今回の宿の主人の名前:アロルド・エクルンド…何故か「北の町に来てるんだな…」とか思った…まぁ、単純に「パー・エクルンドと言うスウェーデン出身のラリードライバーを思い出したから」と言うだけの話だけどね。
昔、日産がマーチのスーパー・ターボをWRCに投入した時(ワークスとして出たんだっけ?現地ディーラーチームとして出たんだっけ?)、ドライバーを務めた記憶が…←それ以前のWRC歴を知らない。
あ、マーチは向こうではマイクラって名前だったんじゃないか?←調べたら、今でもそう言う名前みたいだ(脱線事故の復旧は未だか?)


時の経過と共に風化して行く間柄(と括ってイイのか?)。
それが見たくないからこそ、今の状況が楽しく素敵だからこそ、それを風化させないまま、良い形のまま関係を終わらせる…気持ち的には解る…かも知れない。でも、それを言ったら始めっから人付き合いは出来ないとも言える…のだが、それを鬱陶しがってるフシが自分にも有るしな…。
ただ、この場合は片や普通の人間で、もう片方は殆ど神様みたいな存在。その2人が恋に落ちたら(どう考えても既に2人は恋仲だろ?)…等と、この俺が恋愛モノ(この作品「甘々だから」と言う意味ではなく、十二分に恋愛モノだろ?)を読んで青臭い事を考えるか、普通?

だから終幕の遣り取りを読んでて…鼻をすする音が連発してたのは、このところ風邪気味だったせいだけではないハズだ(と言うか、仕事の合間に車の中で読んでいたのだが…ホントに風邪気味で良かった←『本を読んでて急に涙ぐむ』なんて、自分のキャラじゃないので周囲に不信感を与える)

…だからもう一度言う、コレ、ライトノベルじゃねーよ!って。
で、思う…「やはりⅤ巻で『旅の終わり=物語も終わり』にしとけば良かった」って事にならない事を祈ります←難しいよね。いつかは終わる旅なんだけど、この2人(登場人物)が願う様に旅を続けて欲しい(物語を読み続けたい)と読者のコッチも願ってるけど、終わり際を弁えなかったが為にクソ扱いになった作品とか有る…みたいだし(とぼやかす)