五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

狼と香辛料 Ⅶ

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著者: 支倉 凍砂
文庫: 285ページ
出版社: メディアワークス (2008/2/7)
ISBN-10: 4840241694
ISBN-13: 978-4840241694
発売日: 2008/2/7

今回は短編×3本を収録し、時系列としては2人が出会う前の話が2/3ぐらい(Ⅵでちらっと会話に出て来てた子供の話)。残りが出立前の準備風景とホロが体調不良→ロレンスが看病…先の2本も良いんだけど…ズバリ、最後の看病話。
それもホロ視点で書かれてるのが面白いと言うか、ベタ甘でもうメロメロ…。

しかし、先にも有った様にロレンスの勘違いと言うか、見事なフラクラ振りで…最近の流行なのか?フラクラって。
キョンも見事なフラクラで…特に対長門?で、この話でのホロの取り繕う独り言(?)を読んでると、SSでの「彼の事を考えるとエラーが発生する」と言うパターンを思い出した…って言うか、谷川さんは驚愕で看病シーンをするハズだったのに(勝手に決め付ける)コッチで先に甘々な看病シーンをされてるよ?(さっさと書かないからだよ!って、いつ出るんだよ?)

と書いてて気が付いた。
最後にロレンスの事を「羊、羊、無垢な羊」と心の中で叫んでるけど、Ⅴ巻では眠りにつく為に「羊の数ではなく、今迄の男性の数を数える」みたいな事を言ってて…この話はⅡ巻での外伝みたいなモンなので…って事は、ホロは眠りに就く為にロレンスの事を考えている?イヤ、こんなの無駄な事で、最後には「そんな羊が、大好き」とか仰ってる…つーか、もうベタ甘だよ…で、ニヤニヤ(・∀・)が続くっと(最近、ずーっと眉間に皺を寄せてたのに、コレ読んでる間だけはニヤニヤ出来てるワケで…と言う事で、幸せなエンディングを迎えて欲しいです(と、何を真剣に願ってるんだろう)

加えて今気付いた…変な書き方だけど、自分が心奪われたキャラって『人間以外』ばかり?
綾波でしょ?長門有希に今回のホロ…アニメなりラノベのキャラを好きになるってのが年齢的に、かなり痛い事実だとしても、それらが皆『人間以外』…別の意味でも問題を抱えてるな。