五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

1986年 第12戦 オーストリアGP(エステルライヒリンク)

ベネトンが予選1-2。加えてゲ・べが逃げ捲くり…ココでも「アレ?彼の初優勝は…??」と疑問を抱いたら…。

               イメージ 1
タイヤ交換もキッチリ済ませ「いざ、発進!」てところで動けず…コレで5周遅れだと…運転席でじっと耐えてるベルガーが不憫…てのは子供扱いし過ぎ。別のドライバーのこう言う記事を以前読んだな…(J.リースだっけ?←だからいつの話だよ?)
               イメージ 2
この『何も出来ずに待ってる間』って何を考えるんだろ?
地元GPで、終盤に抜かれたとは言え予選トップ→同僚ファビに逆転されたけど2位スタート。
前半逃げ捲り+上位ランカーも調子が出ず=地元GPで初優勝!と言う図式が浮かんで…なきゃウソだ。
番組内でも言ってた様に(しかしこの西岡+今宮組は以前も書いたけど喋りが聞き辛い。今宮さんは仕方ないとしても、局アナである西岡の聞き取り難さは…←毎年の聴力検査でも異常は有りません)、よくキレずに再スタートしてファーステストを連発してたな…まぁ、鬱憤を走りにぶつけたとも言えるんだろうけど…彼の初優勝見たかったな…メキシコGPは放送されないんだ…。
               イメージ 3
あ、いつも思うんだけど、このベネトンのマークってタコ見沢(だっけ?←『バリバリ伝説』の初期に出てくるカッコつけたヤなヤツ…て言うか、コミック有るんだから調べれば良いのに…)のエンブレムに似てる?…と言うか、このキャラ自体は新谷かおるの『ふたり鷹』に喧嘩を売ってるキャラと思われるが…。


ベルガーの事はコレぐらいにして、もう1個見逃せないのが『プロスト優勝』。
予選の段階でホンダの2台…だからこう言う書き方はイカンと前にも書いてるだろ?…ウィリアムズの2台とセナの順位は芳しくなく、セナは仕方ないとしてもウィリアムズの2台。
正直書こう、溜飲が下がるね。
ホンダ(を搭載する車)の傾向として、パワーが有り余ってる分、シャーシーで努力せず…と書くと問題だけど、シャーシーで頑張らずに「パワー有るからウィング立ててダウンフォースを稼ごう!」的な安直さに繋がり、こう言うバンピーなトコではグリップに苦しむ(と番組でも言ってた)
   イメージ 4   イメージ 5
だから最終コーナーでプロストのケツ掻いて(↑)、スリップにも入ってるのにストレートで抜けない(↑)「それも登り勾配付きで…」と言うシーンを見て…以下自粛した方が良いかな?
そう言えば…'86とか'87の頃には「フレームが固過ぎる。今後はしなやかさが必要かも?」とかK.ロバーツが言い始めたんじゃなかったっけ?…まぁ、F1とは無関係だけど…。


結局マンセルもリタイアしてしまい、軒並みランキング上位3名はノーポイント。
ランキング4位だったプロストだけが優勝でポイント加算→一気にタイトル争いに参入…コレが最後のどんでん返しに繋がるワケで…放送は残り2回…'86シーズンとの旅の終わりが近付いてるでありんす。