五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

1989 鈴鹿決戦  その⑥と言うか雑談的な話(キチンと整理出来てません)


もう20年も前の1時間程度のレースDVDでこんなに引っ張るモンだと我ながら呆れるけど…最初に書いた様に、このレースが生まれて初めて現地観戦したレースでした。
それだけに思い入れも沢山有って、DVD見てたら色んな事を思い出した(歳をとった証拠だな)
それ迄は雑誌やTV,ビデオでしか知らなかった世界…初めて鈴鹿サーキットのゲートをくぐり…最初は正門じゃなく、南コース側にバイクを置いて“マッチャン”辺りから入った様な気がする。
その時は木曜日の特別フリー走行の日で…木曜朝の夜勤明けから行ったんだよ…元気だったな、あの頃は。
目の前を走り抜ける500ccマシン…ウソです、目の前じゃなく階段を登ったら自分の後ろを走ってました。

初めて目の前を走って行く2ストローク500ccと、カストロールの匂い(臭いではない!)と言うか香り…美女がつける香水にも勝る香りだと今でも思う←ある意味変態…
野外でのホンモノの観戦…正に『書(雑誌)を捨て街(サーキット)へ出よう!』てな感じだった。
夜勤明けで疲れてるのに完全なハイテンション…ハイテンションにならない方がおかしいか?だって、ずっと恋焦がれて来たGPだったし…。

予選は金曜,土曜の2日間に午前,午後の計4回(当時のタイスケでは予選が4回有った)
初めての鈴鹿…コースの端から端まで歩いた。
ピットウォークも有って…その時はパドックパスの存在を知らなくて、知ってたら絶対に買ったのに…(後年買って、サインも貰いまくった)
ピットウォークのチケットを買って、ストレートの金網際でゲートオープンを待つ…ホントの目の前をGP500マシンが走り去る…今でも風切り音と言うか、空気が押し退けられる音が耳に残ってる。

このレース以降、GPは何度行ったんだ?最後は'93でその年以降仕事の都合上行けなくなったし、GPそのものの魅力と言うか、ドゥーハンの一人勝ちの頃に見るの止めちゃった。
思えば2ストローク500の制御出来ないパワーと、それを乗りこなすライダーに魅力を感じてたワケで、翌年の'90の日本GPで帰宅後録画で「130Rで横に流れず、ウィリーになりかけてた」のを見た時にチョッと萎えて、異相同爆で完全に萎えたのを憶えてる(でも『誰でも勝てる』と言う世界ではなかったけど…)
噂によると、今はトラコンの付いたバイクが走ってるとか…見る気も起きない『全てを得るは全てを失うに等しい』って感じ(技術開発と言う観点からだと、大きな成果と言うか必要な事なんだろうけど)

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で、今回のDVDを見て…既に20年も昔のレース…だけど、レースそのものの魅力は全く色褪せておらず、当時のレイニー対シュワンツを知らない人も十分に楽しめると思う(バイクレースが好きなら)
だから興味の有るけど買うのを躊躇してる人、是非買ってみて下さいまし…コレで「面白くない!」と言われたら、もうバイクレース見ない方がイイです(と断言するのは拙いか?)

その⑤にも書いたけど、ホントにタイムマシンが開発されて時間旅行が出来るなら…もう一度このレースを観に行きたい(その時はパドックパス買うぞ!←その時間に居る自分の異時間同位体に会わない様にする為にも)

って事で、次はこのシリーズの『例のホッケンハイム』のDVDを買うか←当然、現地観戦なんてしてないけど…あ、TV大阪の録画したVHSテープが今も有るハズ(でもVHSの機械が無いや…)