五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

2008F1グランプリ総集編

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録画してたのは良いけれど『5時間』ってのは長過ぎて、今の今迄見る気合が入ってなかったよ。
つーか、こう言う『総集編』を見るのも超久し振りな感じで…見始めて「ナレーターが違う!」と怒る始末←俺が。
城さんは既に亡くなってはるの解ってるのに…『F1総集編』と言う時点で、反射的に城達也さんの声が頭に浮かんでて、実際城さんの声じゃないと物足りないな←いつもの懐古趣味。

しかし、テストで2009シーズン用の車を見ていると、如何に昨年迄の車の方がカッコ良かったか!と思い知らされると言うか痛感する…ま、個人的に好みとかも有るが、そもそも昨年迄の『色んな空力付加物付き』ってのは好きじゃなかったハズなのに…
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特にBMWに対しては「色々付け過ぎ!」とか思ってたのに、2009マシン補正の掛かった目で見ると…「こんなにカッコいい車無いだろ?」と思えて来る始末。
だから、せめてリアウィングだけでも何とかしてくれたら(昨年並みにしてくれたら)、大分マシになるハズなのに(と何度か書いてるな)。

見てて初めて知ったんだけど(今頃に)、ブレーキの温度も言われてみれば当然なんだろうけども、タイヤの温度迄ピットからモニターされてて、「暖め方が足りないぞ!」とか言われるんだ…何処迄ヒモ付きと言うか過保護なんだよ?とか思えて来る。
まー、禁止されて無いならやるべきなんだけど、そう言うのもコミコミでドライバーの能力とか試されないのか?
あと、愚問なんだろうけど(↑のも愚問だろうが)、ナレーターが「ソフトだから、もう交換は無い」「ハードだから、もう1回ピットインする」と言う事を何度か言ってて…ソフトの方が長持ちするって事?路面との関係とかも有るんだろうけど、別のレースででも何度か言ってたので…俺、浦島太郎か?


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しかし、こう言う総集編を見てていつも思うんだけど「見ときゃ良かったな…」って。
今回は第14戦のモンツァトロロッソベッテルの優勝)。
確かに特殊な状況だったのかも知れないけど、それでも…言うたら「ミナルディが優勝した!」のとは若干違うけど、やはりそう言う風に見てしまう。
モータースポーツ=金の最たる物がF1と言えるんだろうけど、そこでこう言うプライベーターが勝って…そんでもって大金掛けてた(賭けてた?)ホンダは撤退して…『金だけじゃない』てのを見られた時点で、生とかで見てた人は勝ち組と思えて来る。

で、番組としては…5時間も掛けてたけども、レース映像を繋いだだけに見えたと言うか、ストーリー性みたいなのは見えて来なかった。
ナレーター(局アナ)の喋り方も有るんだろけど(何度も書くが『城達也さんは故人』)、シーズンを通じてのストーリーと言うか、因果・因縁とかをクローズアップしても良かったんじゃないかなー?と。
2008年で言えば、結局のところ(好き嫌いが激しいみたいだけど)『ハミルトンがタイトル獲得』ってのが大きな流れと思えるので、彼の感情のブレみたいなのを伝えられなかったのかな?(あと、フェラーリのミスっぷりとか)。
昔のって(また懐古趣味かよ?)、レース映像だけじゃなくピット裏での日常とか、ベルガーの悪戯っ子ぶりとかが結構流されてたり、セナに「この時は○○で~」みたいなコメントをして貰ったり、何かレースの表面的な話だけじゃなかった様な記憶が有るんですが…てか、レジェンズやってるんだから、『昔の総集編』も再放送してくんないかな?