五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

狼と香辛料 XI Side ColorsⅡ

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著者:支倉 凍砂
文庫:283ページ
出版社:アスキーメディアワークス
ISBN-10:4048678094
ISBN-13:978-4048678094
発売日:2009/5/10

「また『Side Colors』か…」が買う前の印象…つーか、発売前の本(と言うか漫画)と併せて注文するんじゃなかったよ…ま、『分けて届いてたら』また苦情を書くトコだったがbyメール便が大嫌いな男。

で、今回短編×3本立ての内、始めの2本を読んでみて…これまた『あとがき』に書かれてる様に、ホロ・ロレの話は劇甘な話で…つーか、以前も疑問に思ったが、ロレンスに言いたいのは「そんな状況で君はチ○コ勃たんのか?」って…下ネタ自粛。
じゃなくて、「一番のたわけはわっち自身なのかもしれぬ」をスルーかよ?
俺みたいな聡い者でなくても気付く…って、何を架空のキャラにマジツッコミしてるんだ俺。

でメインになったエーブの話。
取敢えずは「ベルトラの挿絵は無いのかよ!?」な感じで、この作品に出て来る女中さんと言うかメイドさん系キャラは、妙に可愛く感じるキャラが多い気がする。
エーブの『1つ年下』と言う事なので、当然ながら少女ちっくな風貌だろうし…何で描いてないんだよ?と言うか、また『全テ』が出た時に設定画にでも描かれるのか?

ボランが冷徹な商人へと成長すると言うか覚醒すると言うか…まぁ『覚悟』を決める話なんだけど、途中迄の穏やか感に騙された…だからこそ『あのエーブ・ボラン』へ変わって行くワケで、これまた『あとがき』に書かれてた様に、コレを読んだ後に八巻・九巻を読み直すべきってのも頷けるし…『そのボランが最後にロレンスと~』ってトコに、1回目に読んだ時よりも大きな…妬みを覚えるんだろうな。

でも、ココで出て来たオーラーとベルトラって、何処に行ったんだ?(そう言う表現は出て来たっけ?)←ベルトラのその後が気になってるのだが(コレばっかり)

て事で、エーブの事が書かれ…ノーラの短編にも期待してます!と、最初は「また『Side Colors』か…」とか言ってたくせに、次は「ノーラを書いた『Side Colors』はいつだ?」に変わってやんの。