五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

GP2 Rd.9 イタリア(9/12・13分)

レース1は大雨でSCスタート。
そこからペトロフが逃げて、結果は判っているとは言え「このまま逃げろ!」と祈ってた。
なもんで、前戦では『コイツ』呼ばわりしてたペトロフの例のマネージャーの姿を見て、ちょっとだけ「ですよねー」って気持ちになってた。
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途中ヒュルケンベルグがコースアウトして順位を落とし、更にはそのヒュルケンベルグの真後ろにヴァルセッキが着けてたので、ココはもう「ヴァルセッキ~っ!」と…しかし現実は甘くなく(だからニコのタイトルは規定事項なのでしゅ)、パラボリカで仕掛けたヴァルセッキがコースアウト…そら、『アウトから』は無理やで…。

トップで逃げてたペトロフ
逃げるのに必死で、乾き傾向の路面からタイヤを守る事も出来ずに2位陥落。
確かにニコの前でゴール出来たんだけど、今回はマスト・ウィン+ファーステストも獲りたかったので、2位決定後のペトロフと、そのマネージャーの姿には、痛々しさも見受けられた様な…

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番組の中でも、ペトロフの成長振りについては何度か言われてて、実際に昨年のGP2アジアからお気に入りドライバーなんだけども…あ、また『応援するドライバーが負ける』と言う、俺の疫病神的ジンクス継続?

気を取り直したと言うか、2位は2位と言う事で歓声に応えるペトロフに向かって手を振るマネージャー

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笑顔は見せてるけど、この後のちょと寂しげな…イヤ、狙ってたタイトルが絶望になったんだから、『ちょっと』どころじゃないか…まー、その憂いを帯びた顔を見て不覚にも可愛らしく感じたのは、最近ストライクゾーンが拡がって来てる証拠だな。


で、レース2。
レース1の結果から『ニコがペトロフよりも1ポイントでも多く獲得』で、ニュルケンベルグのタイトル決定!なので、確かに絶望的なんだけども、そう言う時に何が出来るか?ってのが大事と言う事で…7番手スタートから一気にダッシュ→4位とニコの真後ろでレースを展開。
この時も「『ジャンプスタートでDスルー』とか無しだぞ!」と心配になったけど、流石にそんな事も無く安心、あんしn…とか言ってる内に、残り7ラップ迄来てコースアウト…完全に終った(だからきていj…)。


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残り1大会の2レースを残し、ヒュルケンベルグのタイトル決定。
『最終戦を待たずに決定』と言うのは、GP2では初…と言っても歴史が短いんだけど。
下田アナが「途中、ライバルのグロジャンがF1にステップアップして、ライバル不在に~」って感じの事を言ってた。
確かにそうだけど、どーでしょ?グロジャンが居たとしても、この勢いは止められなかったと言うか、居てる段階でシリーズの流れを完全に奪ってたと思うので、流石に『最終戦を待たず!』ってのは無くても、彼のタイトルは堅かったんじゃないかなー?って思う。


このレースでベネズエラチェコット選手がデビュー!
そう、『ベネズエラチェコット』と言えば、ジョニー・チェコットの関係者…息子さんだよ!
そのお父さんは、F1レジェンズでデビュー戦の放送が有ったしで、その時同様「ツーリングカーで活躍した」(シュニッツァーのM3で、インターTECに来たよな?)だけじゃなく、キッチリと「2輪でチャンピオンにもなりました」と言ってくれた。
小倉さんのこう言うトコが好き!と言うか、今年色々とレースを見る様にしてるけど、この小倉さんが「モナコのF1見た後、普通にインディ500も生放送ハシゴする」と言う、何と言うかホントにモータースポーツが好きなんだなー!ってのに影響されてるのが大きいぞ←「小倉さんみたいにモータースポーツなら、何でも楽しみたい」って感じ。

しかし、そのチェコット君は…

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レース1では、残り1周とかの時点でSC導入の原因を作ったクラッシュ。
レース2でもスピン→リタイヤ。
どちらも『単独』ってトコがちょっとね…。
ところで同じベネズエラのC.ラバードはどーしてるんだ?←同じベネモト・ヤマハだ。
確か息子が居たと思ったんだけど、ハスラムとかニエトを見てると、彼ら位の歳になってるハズなので…まー、レースは割に合わない仕事だけどね…。


小林選手…最早空気な存在になってしまってる。
だけど、同じDAMSのダンブロシオは、レース1・2共に4位になってたりするワケだ。
確かにレース1は大雨で荒れた展開だったけど、確か早目にタイヤ換えて気が付けば「交換済みで6位?」と、途中で驚かせてくれたし。
まー、皆が低ドラッグのウィングに換える中、立てた方のウィングで行って『結果的に上手く行った』だけかも知れないけど、チーム状況が悪いなら悪いで、1発勝負に行った彼(+スタッフ)の勝利だよなーって思う。
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で、レース2でドライ勝負になっても、4位になってる辺り…小倉さんは「ダンブロシオの方が、チームと上手く行ってる」と、塩の方が優遇と迄は行かないけど、そう言うニュアンス…でもなぁ、ココに至る迄にも、悪い状況の中でも「ダンブロ塩の方が頑張ってるなー!」と、TV見てるだけだけども何度か感じてるので(多分、何処かの記事に書いてるハズ)、そう言うのの積み重ねがチーム内での序列を決めるんじゃないのか?と、疑問に思ったりもした。

あと、これまた番組中に何度もいわれてたけど、ディ・グラッシって渋い…昨季もシーズン途中から出て来て、ランク上位に来てたよな?
「グロジャン更迭→ディ・グラッシ?」と言う記事を見た気もするけど、ルノーで良いのかな?
どーも、上手く育てられてないと言うか、使い捨てが激し過ぎる気もするのよね。