全日本RR Rd．6 もてぎ（10/18分）

125から

前戦の岡山でも書いたけど、菊池選手vs尾野選手ではやはり菊池選手の老獪さ、格の違いを見せ付けられたと言うか、間違いなかったな！と。

事前テストとレースウィークでのコンディション変化が大きかったのも、余計に経験値の差を浮き彫りにしてたのかも知れないけど、そのレースウィークでも金曜から菊池選手はバイクの調子が悪く、プログラムを消化出来なかったのに対し、尾野選手は順調だったとか聞くと…。
『全日本ユース』とかの立場で…つーか、そう言う若い立場なんだから、もっとスピードで若い部分を見せて貰えないのかな？って、以前も書いてるな。

　　　　　　　　　　　　　　　
前回は菊池選手の術中に嵌る事無く、2位フィニッシュしてたけど…今回は最悪の転倒、それも最終ラップ。
ココ迄見事にババクジ引かせた菊池選手って、ちょっと今の全日本じゃ別格過ぎる。
コレでポイント逆転で、7ポイントリードで最終戦鈴鹿。
そこでも『初の東コース開催』って条件が、経験値の差を呼んじゃうんだろーな…って感じがする。

ST600では、赤旗2回で3度目のスタートを、最終の250後にやろうとしたが日没で不可能→ハーフポイントなら割と有るけど、2/3ポイントって初耳。
フルのレース距離だとどうなってたのか判んないけど、そんなレースで優勝を飾ったのが黒川選手と言う人で…ノビーが『黒川さんは80年代、HRCで開発をしていた～』と言ってたけど、A級F3でCBR400RRを走らせた事無かったっけ？←田口選手も走らせた記憶が（猛威を振るったRVF400の後釜として開発してた、Z型みたいなフレームと、ペッタンコに絞られたタンクのHRC製ぼF3マシンの事を言いたい）
　　　　　　　　　　　　　　　
そんな人が今回…ああ、昨年ももてぎではポール獲得してたとかで、その時が『全日本での初ポール』。
で今回が『全日本、初優勝！』とか…それも最高齢の45歳（!?）とか。
いんやー、最初は番組でも言われてた悪い例の様に、ローカルなライダーと言うか、地元スペシャルな人かと思ってた（それも路面コンディション＋ピレリタイヤと言う特別な状況とか）。
大変失礼しましたって事だけど、それ以上に頭が下がると言いますか…またも、ベテラン強と言うか、この人達の情熱って何処から来てるんだろ？
掛けた（賭けたでも良いかも？）時間とお金とリスク、それらに見合った報酬を得られるワケでも無く…何処ぞの女子プロゴルファーなら、「金にならない仕事をしてるwww」とか鼻で笑いそうだ（それ考えたら、また腹立って来た）。

でJSB1000。
またも赤旗→再スタートと言う展開で、今回のもてぎって祟られてる？（つーか、4stのレースだとオイルの問題が表面化し易いのかな？）
取り敢えずは『毎戦勝者が異なる』と言う事だし、「先に2勝目を上げた者が流れを掴むんだろうな」とか思ってたら、酒井選手の連勝。
コレで流れを掴んだと思うんだけど、それ以上に自信みたいなのが感じられると言うか

　　　　　　
レース前・後のインタビューでの雰囲気が違うっぽい？…まぁ、男前と言う感じではないんだけど（とか書くと怒られるけど）、レース後の表情とか喋りには落ち着いた感じが見えた…気がする。

にしても亀谷選手の『レース後車検で失格』って、何をやってしまったんだ？と思ったら、音量規定値違反とか。
全然関係無いけど、'89の日本GP（鈴鹿）でラディゲと誰だっけ？兎に角アプリリアが音量規定をクリア出来ず、お情けで車検を通して貰ってた（様な）記憶も蘇ったりするけど、普通の全日本じゃそう言う事も無いよな…（チームから抗議→現在、審議中らしい。もしも5位が有効となれば104点か？それでも酒井選手のトップは変わんないし…上位ランカーの中では一番決め手が無さそうなので…って、それは失礼な書き方だよな）