五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

0系 1964-2008 -THE SHINKANSEN SERIES 0-

ヒストリーチャンネルでやってたヤツ。

基本、出張に出る様になった頃には700系とかが出てたハズなので、0系は乗る機会が無かった気もする。
子供の頃には乗ってるけど、殆ど記憶が無い…と言うか、何だか無機質な印象しか残ってなくて…と言うのも時はブルトレ・ブームの頃で、子供心にも「新幹線には旅情が無い」等と、偉そうな印象を抱いてたので、あまり乗っても心ときめくって感じが無かった。

それでも番組見てたら、なんと愛嬌の有る顔つきか…

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擬人化にはもってこいと言うか、どーみても男の子っぽい顔で『しんかんせん君』なるキャラクターグッズって、先ずはこの0系が有ってこそな気もして来た。


番組では設計→試作の段階から、実際の運用に関わった人達へのインタビューとかで、それはそれで面白いんだけど、衝撃を受けたと言うか…噂には聞いてたけど

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試作段階では、団子っ鼻の部分(レードームみたいな、正式には光前頭と言うらしいトコ)も、ライトと一緒に光ってたんだ…コレはコレで面白いんだけど、どーせなら尾灯同様に最後尾は赤く光らせたら『トナカイ』とか言われてたかも知れない?

「設計には旧海軍の銀河がモチーフになってる」とかも言ってた…そう言うの聞くと「ほぅ!」となるんだけど、その三木さんって調べたら『桜花』の設計にも携わってる…血塗られてるなぁ…等と思ったら、もう兵器関係は作りたくないってんで、軍事転用の可能性が一番低い鉄道畑へ進んだとか…なるほどね。


結局、子供の頃には特に興味も湧かなかった新幹線。
高度経済成長期の象徴みたいなこの列車が、営業運転を離れたのが2008年とか…平成大不況と微妙にリンクしてる…とかはこじ付け。
それでも子供の頃から(実は生まれる前から)、超特急として走ってた型式が、つい昨年迄走ってたのも偉いなぁ…今の700なりN700だって、いずれは退役する日が来るだろうけど、コッチは結構乗ってるけども、自分には0系ほどの印象は残らないかも知れないな…と。

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