五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

2009 MotoGP Rd.6 カタルーニャ(再放送 6/14分)

125ccクラス
話にならん!って感じのシモン首位→4位転落劇。
あと1周有るのに「やったぜ~!」のガッツポーズ→ピットは「あと1周有るって!」と大騒ぎ。
何とか3位に滑り込んだと思ったら、写真判定で4位確定の糠喜び…。

ま、頭来る気持ちも判るけど、表彰台に上がる3名に配られるダンロップの帽子。
ピットへ戻らされる時に、コレを投げ捨てて行くのは何様だよっ!?って言いたくなった。
ま、幸いにもBSの帽子みたいに『1位』とか刺繍されていないみたいで代わりが利き、3位に成り代わったガデアは新しい帽子を貰えてたみたいだけど(真実は判んないけど)。

毎回解説で「そうかぁ~?」と言いたくなってるカズートさん。
今回の件も含めて、『シモン、イアンノーネ共にランキングトップを争うに値しない内容』って感じでお怒りモード。
自身も125の元チャンピオン。
坂田さんだけじゃなく、僕だって昔から『125は玄人集団のプロっぽい駆け引きが展開されるレース』と言う印象が有るのに、どーも単純に若さだけの争いになってしまってる気がする。
まぁ、当然、そう言う方向に持って行かれたんだけど、何だか質の低下を招いてる様な気もするんだよな←ま、コレも『懐古趣味のオッサンが文句言ってるだけ』にしか映らんのだろうけど。

とか言いつつレース終了直後には、自分の頭を叩きまくってたのが可愛げも有るかな?って。
               イメージ 1



250ccクラス
前戦の接触で、シモンチェリは罰金$5,000也のペナルティだそうで、レースタイムに○○秒加算とかじゃなくて助かったね。

そのシモンチェリ。
レースでは転倒→再スタート→リタイヤと、そっちの方では十二分にぺなr…ペナルティとか書くと可哀相か、もう受けてるんだから。
なもんで、転倒した時の大歓声、スペインで大人気のバウティスタを弾き飛ばした憎い男がコケたんだから、地元スペインのファンが大喜びする気持ちも解らなくはない事も無い…かな?

               イメージ 2
ま、コレも仕方ないんだろうけど、ピットに戻ったシモンチェリをカメラが追い掛ける…目線をカメラに向けないな(当たり前)。
まー、流石にちょっと可哀相に思えて来た。


でバウティスタ。
キレキレと言っても悪い方じゃなく、切れ味の良いと言う意味でのキレキレ。
カットインもゼブラゾーンを飛び降りて、白線の外…殆どグリーンの上から行ってた。

               イメージ 3
コレはコレで興奮モノの走りだったし、ヘレスでは良いトコを青山選手に持って行かれた分、今回は地元優勝の面目も立ったの、見てるコッチも気持ち良かった…けども、それ以上に2位の青山選手。
彼の走りに感動させられた…またやられた…。

               イメージ 4
もうねー、昔はホンダ=ストレートだけは速いよ!って印象だったのに(いつの話?)、アプリリアにストレートで負けてる分、コーナーで詰めて行くトコなんて『タイガー』って呼ばれても良いよな?←絶倫な元ゴルファーとは一緒にするなよ?
こんだけのレースを見られて、何か幸せを噛み締めてる自分が居る…何て安上がりなんだ(それも再放送だ)。

オープニングの“you love speed?”って決め疑問形、「トニー・ブリュー、俺はあんたに惚れてるよ!」って感じですわ(意味不明)。



MotoGPクラス
今回から高橋選手にチームメイト…Tカー取り上げられて、1台/人体制になるんだから『メイト』なんて言ってられない…まぁ、彼の末路(?)も聞いては居るので、ココが『終わりの始まり』みたいなポイントなんでしょう(もっと前から始まってるか)。

何となく好印象になりつつあるロレンソ。
今回ヘルメットがスペシャルカラーで

               イメージ 5
FCバルサのカラーがカッコいい!てか、誇らしげに持ってるのはバルサの会長じゃね?(テロップ出てなかった様な?)
彼ってコッチの出ぇなのか?と思ったら違うみたいだ…只、コレは完全に自分の好みだけど、レアルのカラーよりもバルサのカラーを選んだ時点で…立ち位置が境界線のコッチ側に来た様な気がする(って、特にバルサファンじゃないんだけど)。

でレース。
ロッシとロレンソの一騎打ちで、途中解説の宮城さんも言われてた様に「ロッシ余裕を持ってるよな?」と思って(信じて)たけど現実はそうでもなく…やはり侮っちゃイカン相手だわな。

               イメージ 6
しかし、このブレーキング競争で勝った時は「貰った!」と思ったけどなぁ…つか、6km/h負けてた最高速も「三味線を弾いてたのか?」と安心材料に入れちゃったけど、また抜かれた…。

で、最後の最後、ラストラップの最終コーナー…うーん、良いレースだった。
意外と、将来語られるレースになってもおかしく無いかも知れない。

こんだけのバトルをしても、レース後ピンピンしてた2人と、もう死にかけのストーナーの対比が凄かったけど、ストーナーは体調不良だったそうで納得。
さて、その体調不良が何だったのかも知らないけど、よく表彰台に立ててたな←ピケ父みたいに倒れるんじゃないかと…ゴメン、心配じゃなく期待してた。


レース後、ロッシは「今日の様なレースを、イタリアでは“マンマ・ミーア”と言う」とか言ってた。
加えてJ.バージェスのお母さんが昨日亡くなったそうで…それに引っ掛けて…と言っても不謹慎な意味じゃなく、えーと、そう言う意味を込めての“マンマ・ミーア”なのか?って思った。