五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

2009 MotoGP Rd.7 オランダ(再放送 6/27分)

伝統のアッセン。GPとしては今回と言うかこの時で60回目の、TTレースとしては80回目とか言ってたか?
取り敢えず、GPが始まって一度もカレンダーから消えなかったGPでも在るらしく、考えたら色んなGPが消えて行ったな…言われる迄気付かなかったと言うか、知らなかった。

でも、SBKでも書いたと思うけど、コース改修されちゃってコース前半のクネクネ(農道っぽい)区間が無くなったのは、ちょっと寂しい気もする。


125ccクラス
また文句から始まるのもアレだけど、小山選手は『エンジントラブルで昨日5ラップしか出来てない』とか。
そんでもって、周回出来なきゃ当然車体のセットアップも進まない。
改修されたと言っても、MotoGPクラスでのゲスト解説:岡田さんも言われてた様に、リズムを外すといつ迄もミスが収束しないと言うか、元に戻せないぐらいにコーナーが大事なサーキット。
そんなトコでまともに走られるワケねーだろ?って、一体どんなエンジンが作りたいのか解らん。

でこのコース。改修前には裏ストレートのドン着きのステッケンワルだか、シュテッケンバルだったかの直角コーナーが運命の分かれ道と言うか、色々とドラマが繰り広げられたコーナーだったけど(って80年代の限定か?)、その手前のシケインっぽくなったコーナー。ココが現在のそれに値するのか、125だけじゃなく色々と言うか、主に本線合流時の時に問題になってた様な。

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125では最終ラップのテロルが問題になって、結局20秒加算のペナルティーで『2位!』と思ったのに5位へ降着
またもカズートは危なかったとお怒りだったけど、それ以前にも合流でヤバいシーン有ったよ?って、もう125の感想を書くというよりも、坂田氏へのツッコミを書くばかりになって来てるな。


で、コッチは一体何が起きたのか?

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ゴールへ向け、少しでも加速体制に入るべく、身体をカウルに潜り込ませるべき時に、こんな姿勢をとるのは余りにも無駄過ぎる…どう見ても、スミスがイアンノーネを罵倒してる様にしか見えない…こう言う時、やはり現地レポーターとか居て欲しいよな…まぁ、放送中にフォロー出来るか微妙な気もするけど。



250ccクラス
シモンチェリが来季のMotoGPクラスへの参戦決定!てのが、このGPで発表されてたらしい。
それに関連して『バウティスタも青山選手も、MotoGP昇格を目指して~』とか、そう言う話題になってた←放送中。
しかしなぁ…ま、仕方ない事とは言え、MotoGPクラスを頂点としたピラミッド構造に、125も250も組み込まれちゃってるのが不満と言うか、125には125の、250には250の頂点と言うか、極めた人達が昔は大勢居た様な気がするんだけど、今や単なる『ステップアップの為のカテゴリー』になってしまってるんだな…。


図式としては、『バウティスタvs青山』と言うか、そうなって欲しいと言う願望も込められてる感じ。
その願望がそのままに具現化されて、途中からバウティスタと青山の一騎打ち。

まぁ、クネクネしたコースなので、ある程度は青山選手に期待出来ると思ってたけど、こう言う形でポイント逆転になるとはね…って感じ。


確かにカズートの言う通りに、この2人のバトルって安心して見られるんだけど、それが最後の最後に破綻したと言うか…事故る直前から車載映像になってたけど(実に良いタイミングだった)、追突する瞬間は自分が事故ってる感じがして、TV見ながら硬直してた…結構な衝撃映像だったと思うぞ。

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つか、バウティスタはよく無事で済んだし、青山選手もコケなかったもんだ…。
ただ、コレも直前にカズートさんは「(青山選手が)ミスった!」と言ってて、やはり本人もそう感じ出たのかウィニングラップで首振ってた。

と言う感じで、何となく『万歳!』と喜び難い雰囲気を感じつつも…アッセンで日の丸+君が代ってのも来るモンが有るなぁ…。

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MotoGPクラス
ロッシがエライご機嫌で…まぁ、いつもカメラに向かって愛想を振りまいてる感じだけど、ココ迄レース前の会話で爆笑してるのも、ちょっと信じ難いと言うか、もうこの時点で「このレースで勝つんだろうな」とか確信してた。

で、キッチリと勝ってGP通算100勝を達成。

ファンクラブ主体とか言ってたパフォーマンスに、『今迄の勝利に於けるロッシの姿』を使った現代版の絵巻みたいなモンが出て来て、その100勝を見て来たワケでもないのに感動してしまった。

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ロッシ史君時代の、『馬鹿デカイ蝶ネクタイを付けた姿』が無かったのが残念だったけど、よくもまぁ100勝も積み重ねたモンだなと言うか、こんだけ勝ち続けてるのに今だにデビューした頃と同じノリなのも凄いんじゃないか?と、そっちの意味で感心する。


何となく「仲悪いんじゃね?」と心配とかじゃないけど、気になったりもするロレンソとの関係。
この日の100勝達成てのも有ったのか、何となくロレンソがロッシに対して敬意を持って接してたと言うか、自分からロッシへ寄って行って祝福し、表彰台でもシャンパンを積極的にぶっかけに行ってた。
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会見でも「今日のヒーローはロッシさ」って…この日が境と言う事も無いだろうけど、やはりキッカケと言うか更に『認めた』と言うか、『認めてしまえば楽になる』と言う境地に達したとかかな?って思った←何処のバリ伝?