五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

アテレコ テレビの黄金時代を創った「吹き替え」50年~(ヒストリーch)

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コレ、元は2007年に放送されたヤツとかで、その時にも見た様な気がするんだけど…ネタにはしてないみたいなので書いとく。

アテレコとか声優の歴史みたいなのは一応知ってると言うか、まぁ、一応はアニメファンだった頃も有ったしな…と言う事で、海外ドラマとの関連性とか、海外ドラマが好きだったから結構見てて、何故に初期のTV放送には海外ドラマが多く有ったか?とか考えたら判る…心算で居たけど、番組内で説明されてた様に確かに『字幕じゃなく吹き替えの方が、家庭には浸透しやすい』わな…と。

で、その海外TVドラマで吹き替えをされていた、今見たら大御所と言える声優さんが多数インタビューで出て来てた(どーせなら池田昌子さんのお顔も拝見したかったんだけど…)。

昔の録音が一発勝負と言うか、録り直しが利かない装置だったとか、そう言う時代が有ったからこそ大御所世代の声優さんは、何となく仕事と言うか声(演技?)に緊張感が有る様な…そんあ気もするんだけど。

単に『声を出す』『声だけで演技をする』っての、自分なりにリスペクトしてる…これまた心算でいたけど、野沢那智さんの『役柄によって録音時の立ち位置を変える』っての、凄く納得が行ったと言うか、面白い話が聞けた感が強い。
何かね、そう言う、こっちには見えないんだけど、同じ声でも違う感じと言うか…やはり緊張感かなぁ?伝わって来ると言うか、届くモノが有る様に思ってるので、こう言うのこそが声優さんの仕事だと思ってるんだけど。


声優さんだけに焦点を合わせるんじゃなく、翻訳家にも注目してて…『同じ英悟でも翻訳を変える』ってのにも納得と言うか感心した。

こう言う色んな人が力を合わせ、色んな海外ドラマが違和感無く…番組中でも笑い話として紹介されてた、海外ドラマの吹き替えを見たお婆さんが、『最近の外人さんは日本語が上手いねぇ』と言ったとか言うのにつながるんだと思う。
で、そう言う演技力と言うか技が伝承され、現在のアニメブーム,声優ブームに繋がってるんだと思うワケで…だからこそ、ジブリとかがよくやる『ド素人にアテレコをさせる』とか、『台詞に合わせて画を描く』とかに拒否反応が出ると言うか…何か、魂が込めらて無いように思えたりする(ま、どーせジブリの作品なんて見ないけど)。

日本独特の業種らしいけど、コレはコレで名人芸的な世界が有るので、最近のブームには戸惑うけど(武道館でライブだと?)相応のリスペクトは受けるべき仕事思ってます。

にしても(と言う言葉を乱用してるな)、若い頃の山田康雄さんって…

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実写版でルパン三世に使えそうな雰囲気を持ってたんだな…あ、栗田寛一って人も山田さん絡みで出て来てたけど、絶対にこのシーンのルパン(↓)は無理!と以前も書いたな
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