五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

W杯 3位決定戦 ウルグアイvsドイツ(7/11分)

最後の最後、ゴール正面で得たFK。
入ってもドラマティックだっただろうけど、バーに弾かれたのも十分にドラマティックだった。
どの試合で書いたか憶えてないけど、『敗れた者の方が美しく見える』ての今回も感じた。
 
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ドイツ代表は連戦の疲れ…まぁ、どのチームも疲れてるんだろうけど…兎に角、チームでインフルエンザみたいな症状の選手が出て、レーフ監督も39℃の熱が出て前日の会見と練習を休んだ。
選手ではラームとポドルスキーにその症状が出て出られない+得手王を争ってるクローゼも腰痛で先発せず。
元々3位決定戦って打ち合いになる…言われて気付いた、確かにそうだよ。
なもんで、3-2でウルグアイ!とか、更にはフォルランが流れとFKで1点ずつで合計6点→得点王への望みも!とか、そう言う期待をしてしまってた。
 
ま、現実は甘くなく…それでも良い試合だった。
ウルグアイ、ドイツ両チームが夫々のチームカラーを出して『らしい』プレーの応酬…でも、結局は選手層の差と言うか、キャプテン、主力、エースストライカーが不在でも、控えがキッチリと穴を埋められるドイツに負けたな…と。
 
今大会、今迄のドイツのイメージから完全に変わって、見てて楽しくなるサッカーを展開してくれたドイツって、今後が凄く楽しみだったりする。
だけど…技巧に走ってると迄行かないかも知れないけど、以前の『テクニックで劣る分ハートで!』みたいな、所謂『ゲルマン魂』的な部分は薄くなってしまった感が有る。
その辺を、また再構築と言うか、その部分は失って欲しくないので、そう言う部分でも今後に期待してます(何気に上から目線?)
 
 
もう一度ウルグアイの話。
 
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ウルグアイと言えば、もうアジア・オセアニア地区とのプレーオフの常連と言うか、それで毎回負けてるイメージを持ってたりする。
選手個人で言えば、フォンセカ,フランチェスコリレコバチェバントンモンテーロぐらいしか知らなかったけど(いつの時代だよ?)、それでも個人個人はトップチームで活躍してて…でも、その割にW杯では印象が薄い。
『W杯2回優勝の古豪』とか言っても、大昔の話だから知ったこっちゃない的な、逆に過去の栄光に拘り過ぎじゃね?とか思ってた。
今回では強烈なインパクトを残してくれて、ウルグアイの国歌も…あ、コレは何故か元々印象に残ってた…。
兎も角、この『ベスト4』は十分に胸を張れるはずで、『新たな歴史を作る』と言うのも判る。
色々と足りない部分も有るんだろうけど、今回の4位が自信に繋がって、今後も安定して出場→上位進出を狙って欲しい(優勝するには、もっともっと足りない部分が有るだろう)。
まだ決勝戦が残ってるし、録画しただけで見てない試合も沢山残ってる…けど、今大会で一番印象に残ったのは、やはりウルグアイ!と言い切れる自分が居る(つか、ユニホームH&Aで注文しちまったぜ)。