五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

Fポン Rd.7 鈴鹿 レース2(11/7分)

そもそも、予選から小暮選手のタイムを最後の最後に、オリベイラ選手が更新してポール獲得と言う『中嶋レーシングvs星野インパル』の図式だったワケで…って、このレースに限った話じゃないけど。
 
このレースではJP選手がスタート決めて、そこで小暮選手との一騎打ち。
逃げるJP、追う小暮…そして1コーナーのアウトから
 
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小暮選手がアウトから抜き、実況の人同様『中嶋!』と思った…と言うか、この場合は'87のF1の日本GPとかじゃなく、F2の頃の『先行する星野vs追い上げる中嶋(いつもスタート悪かったからな)』で、解説の津々見さんの声とか脳内再生されてた。
ただ、どーもこのアウトからの追い抜きは、燃料が軽かった事のお陰みたいで…給油しなきゃならない羽目になってたワケで…そんでもって、ピットでエンストしてしまって…でも、エンストが無くてもどーだっただろう?
4本交換の時点で負け…あ、でも給油の時間の分、タイヤ交換の時間が作れたワケだから…どーせなら、滅っ茶柔らかいタイヤとか有れば面白かったのかな?
 
と言う事で、オリベイラ選手が優勝でタイトル決定。
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泣いてたよね?
菅生のガス欠で「終った…」と思ってたけど、ホントに混戦と言うか乱戦なシーズンだった気が。
 
オリベイラ選手以上に泣いてたのが星野監督
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でも、サングラスなのかメガネなのか、兎に角、直接『星野さんの涙』てのが見られなくて残念…表彰台では涙声で、何言ってるのか判んなかった程なのに。
 
最後の『レース万歳!』。
正に僕もそう。
時代はエコエコ…ま、化石燃料を燃やして、同じトコをグルグル周るだけのレース。
だけど、日本の繁栄の主力生産品には、自動車とバイクが多大な貢献をして来た。
その市販車に、安全・快適な性能をフィードバックすべく、また商品ブランドの価値を上げるべく、メーカーはレースへ参戦して来たワケで、星野さんだけじゃなく、他のレース関係者だって『時代の尖兵』だった自負が有るハズ。
全日本RRほどの惨状ではなさそうだけど、Fポンだって先行きの不透明さと言うか、来年のエントリーがどーなるのか不安だらけ。
星野さんのトコですら、今季の参戦が危ぶまれたとか…すんません、知りませんでした。
この先、レースを取り巻く環境は、以前のバブル期みたいな事なんて有り得ないだろうし、異業種のスポンサーが増えるとも思えない。
「レースは、その役割を終えた」のかも知れないけど、それでもレースは有り続けて欲しいし、いつ迄もレースファンで在りたいと、改めて思った。