五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

富沢祥也 追悼 MotoGPスペシャル ~今、君に伝えたい~

G+で放送された番組で、当初は『2010 Moto2総集編』て副題だったんだけど、富沢祥也選手のエピソードメインに…と言って、別に不満が有るワケでも無く、それどころか…また、自分の涙脆さの進行を再確認する羽目になった。
 
 
映画『汚れた英雄』の冒頭に、『マシーンを愛し ロードレースを愛し サーキットに散った戦士たちよ いま 鎮魂の譜を捧げます』ってのが出て来るけど、マシーンとロードレースを愛しただけじゃなく、こんだけ周りの人達から本人が愛されて、それなのに死んじゃうなんて…彼に罪は無いんだろうけども、どうしても『ありがとう』と言う言葉よりも、『何でだよ!』と言いたくなる…とか言うのは酷だろうか?
 
これだけ愛された理由の中で、ノビーさんが『彼のコミュニケーション能力の高さ』てのを、レーサーの能力として、対メカニック,エンジニアの領域として語ってたけど、それがレースの実務的な部分だけじゃなく、パドック内での選手同士や、他所のチームのスタッフ達とのコミュニケーションが、上手く取れていたからこそなんだろうな…とも思う。
 
 
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最後にロレンソがコメント言う時、彼らしからぬ優しい眼差しで呼びかけてたけど…富沢選手とロレンソに、生前どんな接点が有ったのかも僕は知らない。
でも、ココで完全に堤防は決壊…あの『富沢ヘルメット』の時も泣かせて貰ったけど、ロレンソに富沢選手絡みで2回も泣かされるとは思っても無かった。
 
にしても、未だに彼の死亡を受け止め切れていない部分が有って…事故映像を未だに見てないトコも有るのかな?
今回この番組を見るに当たり、それなりに覚悟してたんだけど…音声のみで映像は無く、それはそれで良かったのかも知れない。
つか、この先も見たいとは思ってないしな。