五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

狼と香辛料 XV 太陽の金貨<上>

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著者:支倉 凍砂
イラスト: 文倉 十
ペーパーバック:301ページ
ISBN-10:4048688294
ISBN-13:978-4048688291
発売日:2010/9/10
 
買ったまま、読むの忘れてた…と言う事で、副題に『太陽の金貨 <上>』と書かれてる=『下巻も有る』と言う意味なのに、終盤のロレンスが店を購入する辺りから、二人の思ひで話とか、これからの展望みたいな(『ぬしの店に、わっちの居場所はないのかや?』(コレはほぼ、プロポーズの様なモノに聞こえるんだが?)だの、『仔の名前を考える~』とか、もうハッピーエンド状態がミエミエで、「って事は、下巻は惚気話全開の糖尿患者を増やす話か?」と迄弛んでたら、最後の最後に落とし穴…なのか、知らないけども『驚愕』的な展開になるらしい。
ただ、この作者って読者を欺くのが趣味っぽいので、最後に出て来た相手が『絶望的状況を手土産にやって来た』と、単純に思い悩むのも早計かも知れない。
 
って事で、相も変わらず「ロレンソは何故にやってしまわない?」と言う、悶々としたモノを見せられて、更にドキドキ・ハラハラも味わされ…実にお買い得な物語。
物語の終わりも見えてるらしいけど、読んでるコッチも笑顔で終れるんだよな?