五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

Cカーの時代 DISC.1 WEC 1983

取敢えず、Gr.Cと言えばポルシェ956/962Cだったりするワケだけど、この1983年の開幕戦モンツァでは、デビュー戦のランチャLC2が予選1-2で…何と愛らしい形をしてるんだよ…
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956と比べると一回り小さいからだろうか?何かポルシェの「如何にも!」って形よりも、こっちの方が…つか、コレはミニカー買わなきゃいけない気がする!
ただ、予選は良いけど決勝はダメ!の連続で、この辺は同時期のフェラーリと似た感じと言うか、未だ未だイタリア人が効率良く仕事できなかった時代か?
で、ランチャの監督と言えば、WRCではC.フィオリオ!(息子もジョリークラブで走ってたよな?)だけど、こっちでも監督してたんだ…知らなかった。
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なモンで、ある意味監督さんは見慣れた?「困ったなぁ…」って顔が、ここでも見られてたワケだ…何か、この人見てると、この時はドイツ人相手、この後(F1の時)は日本人相手に、イタリア人の悲哀みたいなのを見せてたっぽいと言うか…この人の一番ウハウハな時って、Gr.Aのデルタの時?(でも結局は日本車に…)
 
 
見てて驚いたのが、この年のニュルブル1000kmって、ニュルの旧コースで開催されてやんの…何たる自殺行為!?って気もするけど、DVDの中ではエライ評価と言うか、『ココを制すれば英雄!』みたいな捕らえ方されてたのな。
翌年分では、新コースで開催されるんだけど「魅力が無い」とか、何だか散々な言われ様してたし…まぁ、確かに今のニュル24時間とかでも、(見る分には)非常に面白いコースとは思うけどね。
 
で、シリーズ終盤には“WEC-JAPAN”が有って…酷い…イヤ、収録されてる当時の日本の風景映像とか面白いんだけど、参戦してる日本車が…もう惨敗もいいところ…つか、この時はTV見てなかったのかな?
インターTECとかは記憶有るんだけど、WECの方は見た記憶が無いんだが…。
 
 
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タイトルは結局イクスが獲るんだけど、一番活躍したと言うか、シーズン最速だったのは間違いなくベロフ。
シーズン3勝で、J.イクス/J.マス組が2勝だから最多勝だけど、ベタな表現だけど『安定感に欠く』って感じ。
まー、その速さってのを見れば見る程、例のスパの結末に繋がる様な、何か儚げなモノを結び付けてしまう分、余計に印象に残るのかも知れない。