五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

Cカーの時代 DISC.3 WEC 1985

と言う事で1985年。
この年って、WGPが毎戦ビデオ化されてレンタルビデオ屋に並んでて、その横にはプジョー205T16がパッケージに書かれたWRCのビデオと、同じくその横にはロスマンズ・ポルシェがパッケージに描かれた、WECのビデオが並びだして、世界耐久選手権ってのが身近に…って、当時はWECとか「眠い!」と見向きもしてなかったんだった…。
 
この年、前年にはタイトルを獲ったベロフがワークスから外れ、シュトゥックとベルが組む事になったけど…
 
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いやぁ、インタビュアーもキッツイと言うか、ストレートな事を訊くなぁ…まぁ、ベルも大人と言うか、「もし、2人とも同じチームだったら、私が走らないよ!(笑」と、質問をはぐらかしてたけど。
結局、その当時の事も知らないんだけど、何故にベロフはワークスから外れたの?
やはりF1を優先する事になるから?
それとも、チャンピオン獲得したので、ギャラが高騰したから?
Wikipediaとか見ても書いてないしなぁ…そこに書いてる様に、「体格差云々ならイクスと云々~」以前に、ベルの新パートナー:シュトゥックだって、ベルとは体格差アリアリだし…。
まー、それが彼の死に直結するワケじゃ無いけど、やはりチョッと引っ掛かると言うか、そう言う事にすら彼の死への因縁に結び付けてしまおうとする自分が居る。
 
で、ベロフはブルン・ポルシェに乗るワケだけど、その相棒になるのがこのシリーズを見て「あんた、そんなに速かったのかよ?」と、認識を改めさせてくれたブーツェン。
さて、耐久シリーズと言う事を考えた場合、一人は引き気味みたいに、車を労われる人が必要な気がするけど、この2人を見たら(あくまでも、このDVDシリーズだけ)、最速コンビとも言えるので…そうか、当時クラスに居たWECのファンは、開幕前に結構盛り上がってたなぁ…今更ながら、納得が行った←25年も経って?
 
 
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この年って、ベロフだけじゃなく、ヴィンケルホックもレース中に亡くなってるんだよな…まぁ、この年に限らず、レース中の死亡事故は、この当時って結構有ったとは思うけど、【レース衝撃映像!】とかで有名な、ホッケンのピット火災とかもこの年だし、車の進歩と言うかスピードの向上と、コース・レース運営のバランスが完全に狂い出した頃でも有るのかな?
 
えーと、その他の事として、ル・マンジャガーが帰って来た!とか、DVDの中でも話題にしてたけど…カッコよくない…アメリカのチームとからしいけど、この年の終盤に出て来るTWRジャガーと比べたら、同じジャガーでもジャガー横田と、ミック・ジャガーぐらいに違う…DVDの中では「美しい」だっけ?何か褒めてたけど、やはり西洋人の感覚には付いて行けん。
 
 
にしても、ベロフの亡くなるスパが第7戦で、残りは3戦有るんだけど…今見ても、今一シーズンの残りの興味が薄れたと言うか、キャプチャーする意欲も殺がれた感じ。
当時のファンなんて、相当のショックだっただろうな…と、何となく想像も付くな…。