五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

MotoGP Rd.2 スペイン-ヘレス 決勝(G+ 4/3分)

125cc
雨は上がったけども路面は黒く、SCが動き出す頃には雨粒が…まー、状況的にはレインなんだろうけど、インターミディと言うよりも、カットスリックの有った頃だと、こう言う天気の時って博打的なタイヤ選択も見られたかも知れないのに…。
 
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えーらい集中してるなー!と思ってたけれど、レース始まってからの流れからすると、ビビりが入ってたんじゃないの?的なコルテセ。
つか、皆がレインの中、インターミディで出てたとかか?
そう言うタイヤ情報が欲しいんだけど、そう言うのは放送で言ってくれないなぁ…。
 
結局テロルが勝って開幕から2連勝。
またスペイン人かよ…なんだけど、カルロス国王が来てはったので、コレはコレで良かった!って感じ。
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一時は結構体調を崩してたとかで、こう言うトコに息子と言うか、皇太子って言うのか?その人が代理みたいな感じで来てたのも見た記憶が有ったけど、どうやら元気そうでなによりと言う感じ。
やはり、モータースポーツのファンに取って、カルロス国王なんて一番の弁護側になる人なので、末永くお元気で、そんでもってサーキットに起こし下さる事を、希望、します。
 
 
 
Moto2
Moto2初のウェットレースだそうで、そう言えば昨季も雨に遭わなかったのか?
ホールショットの高橋が…千年屋さん、貴方のお陰で、今でもロードレースの世界で『ホールショット』が使われています…イヤ、未だ健在だけど。
兎も角、高橋選手がホールショットを決め…たけれど、何と言いますか…そこはかとなく、危惧感が胸を渦巻いて居りましたら…
 
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やっぱりな…昨季のレッドブル・ルーキーズカップでの日浦選手に付いて、ノビーさんは「レーサーとしてのオーラが無い」とか、そう言う話をしてたけど、高橋選手にもそう言う何か足りない感じを持ってる。
まぁ、この転倒と、その『何かが足りない』のは直接関係無いんだろうけど、初戦でのルティやイアンノーネとの走りとか見てると、雑草とか野良犬とか言うと言葉が悪いけど、イイ意味での野生的な逞しさみたいなのが見えない。
だから、どーも応援しよう!って気にもならない。
まぁ、元々、「日本人だから応援しよう!」て気持ちは、余り持ち合わせていなくて、何処の国の選手だろうが、好きな選手は応援するし、嫌いな選手は応援しないので、一々書く事でもないかなー?って事で…あー、でも、彼の所為だけじゃなく、青木次男の高橋べったりな解説と言うか、松木風「イイですよっ!」喋りの影響も有るかな。
 
 
期待してたマルケス…転倒…と思ったら、クルーゼルに追突されてた。
完全に自分のミスだったのか、マルケスのピットに出向いて謝罪してた…ま、でも…うーん、最近の子は、皆さん良い子だなー。
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何か、つい「マルケスがブレーキ早いから、追突しちゃったんだよー!」とか、そう言う風に言い訳(?)する子とか居ないのかな?
 
 
レースは結局…イアンノーネ?
11番手スタートから?
コレまた初戦でも書いたけど、イアンノーネの走りが頭一つ…二つくらい抜き出てるんじゃないのか?
ライドスルーのペナルティを受けてた、デ・アンジェリスも32番手から7位フィニッシュ迄取り戻してた。
そう言う、厳しい状況でも…あm、いいか。
取敢えず、こんだけ車に差が少ない中で、別格のスピードを見せるのは…根性論とか嫌いだけど、やはり精神的なものの比重も高いはず。
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こうやって見てると、どうしてもイアンノーネとかのタフさが目に付いて来るなぁ。
 
 
 
ウォームアップラップで、ストーナーは皆を先に行かせて、自分は後からタイヤ暖めに入ってた。
コレってスピーズがSBKの頃によくやってた…まぁ、アレは精神的なモンが大きいんだろうけど、タイヤ暖めても、グリッドで待ってたら冷える→自分がポールだから、最後に戻って少しでも温度低下の起きない内にスタート!…とか、考え過ぎか?
それでもスタートから逃げ…れんかったわ、やっぱり考え過ぎか。
 
ほう、ペドロサって雨が苦手なのか…彼にはどーも、『車なりに走ってる』って印象が有ったけど、それ程的外れな印象でも無さそうか?
 
まー、ストーナーも追い付かれ、なんやかんやでレースも盛り上がって来たところで
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ロッシがストーナーを巻き添えにしてクラッシュ…流石に『アホが!』と…独りでTV見ながら、ブツブツ行ってる姿って我ながらキモイ。
まぁ、でも、ストーナーも怒り心頭と言うか、人影で余り映らなかったけど、「'85アッセンでコケた後にマーシャルと揉めて『怒りのポーズ』を決めたローソン」と、同じ様な『怒りのポーズ』を決めてた。
何だ?ストーナーって、いつもクールな印象を受けてたけど、実際はどーなのよ?
イヤ、この時は怒って当たり前だろうけど、案外普通に怒る人間なのに、レースへ向けてステディーな自分を演出してるのか?
だったら、今後(ホンダと言う事も有るけれど)彼を結構好きになると言うか、応援出来ると思うそ。
自分自身も、結構感情的な人間の部類になるので、感情をコントロール出来るレーサーってのか、かなり理想と言うか、尊敬…否、崇拝の対象に成り得るので、もう少し彼の事を調べないといけないな。
 
で、このロッシのお陰(?)で、トップ安泰となったシモンチェリ。
「もしかして、彼の優勝が?」と期待してたりしたら…
 
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こんなモンだよ…ま、残り周回も結構残ってたから、このまま行けるとは…チョッとだけ思ってたけど、そうそう甘くはないと…でも、美味しい展開だったのになぁ。
 
 
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レース後の、ロレンソ(左)とペドロサ(右)のタイヤ比較が映り…何だよ?ペドロサの方がタイヤ残ってるじゃん!
それなのにあのざま?つか、ロレンソの様な状態なら、文字通りズルズルとタイムが落ちてくの判るけど。
何か、興ざめと言うか、ロレンソとペドロサでは、ロレンソの方が大分上になるんじゃないの?(まぁ、「チャンピオンだから当たり前」とか言われそうだけど、やはりペドロサ=車なりに走らせるだけって印象が、更に深まった)
 
 
てな感じで、普通にストーナーが消される事なく終えるレースが見たかった。
その上で、ロレンソとズルズルになったタイヤ同士での争いが見たかった…ロッシめ…。
まぁ、心底の謝罪なのか、ペナルティー発動に対するアレなのか、それは判んないけども、ストーナーのトコにヘルメットも被ったまま、誤りに直行してたんだから、これもレースで仕方ないか(本人も…まぁ、これもカメラの手前、あまりキレる事も出来ないか)。
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全ては、ココって雨なんか降るのかよ?と思ってた、ヘレスの冷たい雨の所為…にしとく。