五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

まおゆう魔王勇者 1 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る!」

イメージ 1
イラスト:toi8
単行本:361ページ
言語:日本語
ISBN-10:4047269336
ISBN-13:978-4047269330
発売日:2010/12/29
 
そもそも、橙乃ままれ氏の作品を目にしたのって、どの作品だっただろう?
多分、“黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」”辺りだろうか?←つか、イイ歳してvip見てるのか?(ハイ)
兎も角、其処から“ママレードサンド SS”とかで探し回って、他の作品も読んだ。
特に、“式子内親王「寒い~。絶対布団から出ないからねっ」 ”では…不覚にも泣いてしまったりもしたし、“同僚女「観念してうちを撫でるんやね」 ”を読み終えた時は、「この人に何らかの代金を払いたい」とか思った。
 
なワケで、こうやって書籍化された時点で…イヤ、書籍化されてたのを知ったのは、この4月に入ってからだけど…兎に角、新聞の広告に載ってるのを発見!→即時発注!と、この“まおゆう”、実は読んでなかったけれど(つか、長過ぎるから手ぇ出してなかった)、中身知らずともお布施と言うか、今迄の借り(払いたかった代金)を返す事が出来た。
 
 
作品としては、説明とかAmazonでも注意書きされてるけれど、2chとかのSSで見慣れた『個人名無し』の台本みたいな形式で…とか、そう言う説明はそっちを参照って感じ。
 
取敢えず、魔王が可愛い。
常々、「我は貧乳教徒也」と自認(だけじゃなく、会社でも言ってるワケだが←イテェ)、この魔王は巨乳…だけど、それにコンプレックスを抱いてると言うか、メイドに洗脳されてる感も有るけど、駄肉と迄遜って言う辺りに好感と言うか、愛しさすら感じる。
なモンで、コレ読み始めてから、「私、巨乳よ、どーよ!」みたいな雰囲気さえ出てなかったら、大きい胸の人でもアリな気がして来た。
 
「~ござる」と喋る軍人子弟が出て来るけど、何となく先で活躍が見込めるんじゃね?とか思ったのは、、“同僚女「観念してうちを撫でるんやね」 ”の、忍者を自称するB男が、最後の最後に切り札的に登場するから、そう言う流れなのかな?とか…って、スレの途中に書いたら予想厨と叩かれるな。
 
 
島の攻略に、『流氷をくっ付けて巨大な船状にする』とか、『救援を口実に、逃げ出した司令官が裁判を受ける』やら、『その裁判を受けた司令官が、逆恨みをする』の流れ…銀英伝の匂いがする。
あと、『誰よりも利に聡く、誰よりも真剣に損得感情で生きる商人は、もしかしたら世界で一番最初に、損得で割り切れないものを見つけるかも知れない』(by勇者)って台詞が有ったけど…『狼と香辛料』で似た様な言葉をよn…イヤ、だから何?だ。
それでも一気に読み終えた。
面白い。
それに、今回は読んでも「え?無料でイイの?」と後ろめたさを感じる必要も無い。
ただ、このボリュームで、5巻とかは行くんだよな?
もっと待って、一気に読んだ方が良かったのかな?