五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

ラリーのすべて ♯4(J-SPORTS)

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ラトバラなりに完璧な走りをした心算だったんだろうし、それを上回ったオジェと言う図式と思ってた。
でも番組での分析と言うか比較コーナーで、最終SSのゴール直後に右90°カーブが有って、ラトバラは『ゴール後のカーブに備え、ゴール前にブレーキング開始』。
対するオジェは、『ゴールするのを最優先の、SS後のカーブはオーバーシュート覚悟』で、アクセル踏み切り…
さて、ホントにこの差で0.2秒差の逆転勝利に繋がったのか判んないけど、確かに映像で見る限りコンマ数秒の争いでは、このブレーキングの差がそれなりに効いたみたい。
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両者のブレーキング開始地点で、確かにラトバラはゲート前で減速開始してて、オジェはゲートを潜ってから減速開始。
その後オジェは、キッチリ右90°カーブ(でもSSの範囲外)でオーバーシュートしてた…でも、タイム計測は終了してるし、そのコーナーの外は崖と言うわけでもないので、オーバーシュートしても何ちゃ無い。
そこ迄オジェが考えてたか?は判んないけど、この優勝でオジェはWRC通算2勝目の、ラトバラも通算2勝を上げてて、数字上は同等っぽいドライバー(まぁ、その他のSSトップタイム数とか、表彰台獲得数、通算獲得ポイントやら、更にはそれらを出場数で割った平均値とか、そう言うデータでの比較も必要だろうけど)。
だけど、オジェの方が大人と言うか、判ってて出来てる様な匂いがする…ま、今回はホントに、後の事を考えずに踏み切っただけかも知れないけど。
でも、そう言う事を考えたら、ラトバラの方こそ『後の事を考えず、アクセルを踏み切ったったwww』てのが似合いそうなんだけどなー。