五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

RACERS vol.11 フランスのエスプリと明石本社の英知【大型本】

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大型本:96ページ
出版社:三栄書房
ISBN-10:4779612810
ISBN-13:978-4779612817
発売日:2011/9/24
 
裏表紙って言うのか?表紙の反対側に価格とかバーコードとか載ってるトコ。
今回のそれは、'83のKR1000。
それ見て…ケロン星人のデザインと同じじゃ無いか…と。
もう使われてるかもしれないけど、ケロロ軍曹の中に出て来そうな気がする←『KR1000に跨ったケロロ軍曹』とか。
 
正直なトコ(あ、以前も書いてるか?)、耐久レースってあまり好きじゃなかったと言うか、そもそも4stが嫌いだった。
まー、主に『ぼーやん』の存在が嫌いだったので、先ず4stの音を気持ち良く聞いた事が無かったから。
次に、レースとしてはどーしても、WGP>耐久として見てしまうと言うか、やはり二輪の最高峰=世界GPだったので、その主力たる2stの方が(当時は)最速マシンだったから(今でも、排気量当りの出力なら、2stの方が上だと思うぞ←開発が続いてたら)。
更には、相方のミスでレースをフイにする部分…逆に自分のミスで、相手の足を引っ張ってしまう部分。
そう言う重みみたいなのが、妙なトコで孤高を気取りたがる自分には、『スプリントの方が性に合ってる』とか思ってた。
ただ、このところRACERSで8耐に関係する車が連続してて、ココに来て超個性的なKR1000…次回予告の時は、「ちぇっ!」とか思ってたのに、読み終えたら個性的→魅力的に変換されてた。
 
特に表紙の方の形状の'81とか'82の車。
確か'85のWGP@スパのビデオで、バス・ストップ・シケインのトコにコレのレプリカが止まってて、当時は「変なのが好きな欧米人」とか思ってたのに、今では…欲しい!とかになってる(だから以前から、洗脳され易い男だと自覚はしている)。
 
 
懐かしのセルジュ・ロセさんのインタビューが有って…お元気そうでなにより。
自分が知ってるのは、elfプロジェクト以降…特に、NSRハスラムを走らせてた時の印象が有って、当時から「高血圧とか脳卒中になりそうな人だな…」とか思ってたので(何て失礼な!)、今でも元気な姿が見られてホッとした(でも、変な病気貰って死に掛けてたらしいけど)。
で、そのロセさんが走らせてたトコの話。
後年、NSR250で猛威を振るった、オジサマライダーが目に付く←バルデにコルヌ。
確か、250とTT-F1では、車重とかパワーは全然違うんだけど、パワーウェイトレシオだかのバランスが似てて、「両立し易い」とか…大昔にRS誌で読んだ様な気がするけど、やはりそう言う事なのかな?と、今更に納得する(つか、彼らを見て、そう言う結論を書いてたのかも知れない?)。
 
 
しかし、F1もそうだけど、二輪のGPだけじゃなく耐久でも、80年代前半辺りが最盛期に見える。
大きな資本も入って来たり、メーカーも本腰を入れて来たり(と言いながら、カワサキは撤退しちゃうんだけど)で、レース規模が大きくなって行くんだけど、何処かアマチュアっぽい部分が残ってて、それがレースの危険性とか悪い部分にも出たりする…でも、プライベーターがワークスが、タメで戦えた時代でも有るワケで…浪漫溢れる時代ってのが、写真からでも伝わって来た気がする。
 
と言う事で、すっかり感化されてしまったので…もしも、カワサキの車を買う事になったら…ロセさんデザインの、パフォーマンスのロゴを作って、貼り付けたいとか思ってる今日この頃。