五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

ラリーのすべて ♯12(J-SPORTS)

番組の始めの方で、M.マーティンがヒルボネン擁護と言うか、「こんだけ砂煙舞って、トップは視界クリアで不公平だとイライラするのも判る」的な事を言ってたけど…その発言の方が不公平じゃね?
ミッコだけじゃなく、オジェもラトバラも同じ様な砂煙の中走ってんのに、ヒルボネンはズバ抜けて遅かったじゃん。
あと、そのイライラ感って形は違うけど、いつも路面掃除役やってるロゥブは毎戦イライラ。
逆にヒルボネンは美味しいトコで走ってるんだから、自然相手のラリーでは、たまには『いつもの美味しい目』になる出走順が、こう言う風に裏目に出る事だって有るだろうに。
ま、この人、フォード側の人だから、こう言うコメントを言わせる時点で、公平さに欠ける人選だと思う。
どーせなら、サインツとかに訊けば良かったのに。
 
 
で、そのサインツ
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インタビューで、『ロゥブがVWとの契約にほぼ合意してた』のを知った(そう言う本とかネット見てないモンで…)。
でも、シトロエンが急遽『ロゥブをエース待遇にしまーす!』と決定→ロゥブ契約延長と言う流れだったらしい。
サインツがココで泣き言とか言わず、ロゥブの意思を尊重すると言うか、自分も理解出来る!と言う事で、それはそれで良いんだけど、『VWのロゥブ』ってのも見たかったなー…でも、1年間の空白は流石にな…この話、ロゥブがあと2~3歳歳取ってて(当然タイトルコレクションも増えてて)、それなりに「やりつくした!」と思えてたら、面白いプログラムになってたんじゃないかな?
 
 
 
この番組、以前も中々に訊き難い事を、普通にドライバーへ質問して、見てるコッチが苦笑する事が有った。
今回のそれは、『最近連続してヒルボネンに順位を譲ってる』ラトバラに、『ヒルボネンがタイトルを獲ったら、彼はそれに値すると思う?』と言う質問。
 
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質問を受けたラトバラ、大きく深呼吸(と言うか溜め息だな)
 
「ドライバーとしては、タイトルは自力で勝ち取りたいものだ」
「誰かにスローダウンして貰って、譲られて手にするものでは無い」
 
と応え始めたので、ラトバラがぶっちゃけ始めたか!と驚いたと言うか、各言葉の後に「そうだろ、ヒルボネンさんよ?(あ?」とか、付け足せるんじゃないかと。
 
でもま、そう言うぶっちゃけな話じゃなく、Mスポーツが来季の契約を結べていない点を強調→契約延長の為には、タイトル獲得がフォード説得の大きな材料になる…って言う大儀の為、こう言う異常事態になってるのを嘆く…迄は行かないけど、「仕方ないんだ」てのを自分に言い聞かせてる様にも思えた。
 
つか、確かにその大儀の為、チームプレイに徹する姿も立派…かも知れないけど、そこ迄やって獲得したドライバーズタイトルで、フォードの来季契約(と言うか、参戦も未定とか言ってたか?)の更新が可能なんだろうか?
フォードのそう言うのを決定する人達とか、今のミッコとラトバラの関係を見て、別に何とも…思わんのだろうな。
そう言うもんか。