五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

SAMURAI SPIRIT 居合道(NHK海外向け)

カテゴリ:『格闘技』てのは違う気もするなぁ。
 
取敢えず、NHKの海外向け番組と言う事らしいけど、日本人の自分が見ても十二分に面白かった…ま、自分が居合の事とか全然知らないからだけど。
 
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先ずペタスが居合道の試合会場へ向うんだけど…ココって、旧ルパンの五右衛門初登場の時、次元が全米早撃ちチャンピオンと名乗って、五右衛門にマグナムぶっ放す…けども、尽く弾丸を叩き切られたってトコに似てね?(ま、うろ覚えだけど)。
 
 
で、居合の入門から始まって、単なる型の演舞と思ってたら(すんません)、実は仮想敵との斬り合いを想定し、その仮想敵の刃をかわして反撃!てのが、大凡の流れって事を知った。
色々と問答と言うか、居合の最終目的を訊ねてたけど結局のところ…コレって『ファントム無頼』で神田が言ってた、「抜かずの剣こそ平和の誇り」(だったかな?)。
そう言うの考えたら、この番組見た在日米軍関係者とか、元々実戦の無い自衛隊なのに、米軍に劣らぬ戦意の高さとか評価してたはずだけど、居合道の精神と自衛隊を重ねて、余計に高評価与えるかも?とか思った。
 
しかし、実際にペタスが挑戦してたけど、見事にやられてた。
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今頃知ったんだが、剣道みたいに剣を受けないんだな…まぁ、峰隆一郎の時代小説では、そう言う表現多かったけど、実際こう言うの見たの初めてだし。
でも、その峰隆一郎的に言えば、最初にペタスが刀振り下ろした時、一応は刀止められてたから、それはそれで大したもんじゃないのか?
 
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あと、最後の方で先生が一度グワー!っと気合と言うか闘気を高め(闘気ぃ!?)、その後刀を抜かずに「ふぅー!」と気を抜いて、そのままお辞儀に移ったのって…これって結構な極意みたいなモンじゃないのか?(よう判らんけど)。
 
しかし、コレ見たら『塚原卜伝の例の蓋の話』とか、眉唾モンと思ってたけど実際に有った話かも?とか思えて来た。
兎も角、海外向けとは言え、こんな番組が日本でも作れるんだよ!って事で、ノリとしてはディスカバリーchとか、ヒストリーchなんだけど、実に録っておいて良かった!
ただ、コレってシリーズモンで他に7回、こう言うの放送されてたらしい…それら録りそびれた…痛恨の極みって感じ。