五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

旅のあとがき ♯3 @日本海(2/21,22分)

と言う事で列車は動き出した。
今回はA寝台下段で、上段の時の肩身の狭さと言うか、荷物を置くスペースの無さから開放…とか言うと大層だけど、座席になる時のヘッドレスト(?)部分が棚みたいになって、かなり感動してた←安上がりな男だ
晩御飯については現地投稿した。
晩飯食ったり荷物の整理をしたりしてると、「次は大館~」のアナウンスが聞えた。
急いで駅の構造とか、地図アプリで調べたら、自分の席とは反対側に改札口が有る事を知る。
て事で、大館駅の改札口を見るには、喫煙席へ移動すれば良いんだけど…正直「どうしようか?」とか、「喫煙席に2ちゃんねらーが居て、『エエ歳してねらーwwww』とか言われないかな?」等と、小心者振り全開。
取敢えず「タバコ吸いに来ました!」を装い(ま、実際に吸うんだけど)、大館氏の姿だけでも確認しようと移動した。
丁度9号車辺りの停車位置が、改札口=大館氏の正面になるらしく、『みたまま』にも書かれてた様に、9号車に乗ってるスレ住人が手を振ってたみたいで、それに応えてる大舘氏ハケーン!と。
その後、10号車の方を向く大館氏。
自分と目線が合う…何やら照れくさい。
でも、手を振ってみる。
気付いて貰えて、手を振ってくれた。
「いつも乙です!」って気持ちを込めて、最敬礼した(心算だが最敬礼になってないかも?)。
直ぐに発車時刻になり、もう一度手を振り、お別れやら「風邪ひかないで下さい」とか、兎に角色んな気持ちを込めて手を振った。
毎晩大館駅から、その日の『日本海』の編成等をレポしてくれてる大舘氏。
殊更持ち上げたりするのは、逆に失礼…つか、あれは粘着アンチの褒め殺しや、自演レスだろう。
でもあの日から(実はコレ書いてるの2/24)、毎夜21:00頃になると「大館氏は今日も、メモを片手に改札口に居るんだろうな…」とか考えると言うか、その光景が頭に浮ぶ様になった。
確かに声すら知らないし、スレの中で会話が成立したワケでも無い。
でも、何と言うか…名も知らぬ人に見送って貰って、ココ迄嬉しく思ったのは初めてだったし、こう…思いが伝わるとか、何かそう言うのが…言葉にし難いのう…オマケに俺超キモいし。
一つ言えるのは、『日本海』を思い出す時、大館氏の姿もきっと思い出すんだろうな…と思う。
 
 
この晩、列車の中から投稿したは酒田駅到着ネタが最終。
でも、何だかんだとgdgdしてて、結局02:00頃まで窓の外眺めたり、『日本海/きたぐに』スレへの書き込み規制が解けてないか?とか見てた。
で一度眠りについて…03:30頃目が覚めた。
静かーにトイレへ行って、また寝てる様な、起きてるような…「今、どの辺だろ?」と携帯のGPSで位置確認したりしてた。
しかしこのGPSがダサいと言うか、自分の位置を示す三角マークが線路上を辿ってる…と思ったら、GPSは「線路上を走るワケ無い」と判断するのか、並行する道路上に三角マークを飛ばす。
で、暫くすると「やはり線路上?」と言う感じで、線路の上を三角マークが辿る…暫くすると、再度「やっぱ線路上はねーよ!」と道路上へマークが移動…これを何度も何度も繰り返す。
「いい加減、こんなスピード、かつノンストップで『道路上を走るワケ無い』と気付けよ!」って感じなんだけど、この空気の読めなさは以前から気付いてたので…やはり携帯レベルだとこんなモンか。
 
再度眠りに就く。
 
05:30頃に目が覚め、そろそろと身支度を整える。
車内販売が乗り込んで来て朝飯。
 
敦賀駅が近づいて来たので1号車へ移動。
釜交換の撮影会に参加。
イメージ 1
皆さん熱心ですな…やって来たのはローピンで『ほっ!』とする。
取敢えず、上り日本海に乗るに当り、コレもお楽しみの一つだったので、お天気に恵まれて良かった。
 
敦賀を過ぎてからは、馴染みのある…と迄は行かないけど、見覚え,聞き覚えの有る地名,駅名が目立ち始め、徐々にゴールが近付いて来てるのを感じた。
あ、『EF65だったかに引っ張られる蒸気機関車』とすれ違ったのは、京都の近くだったか?
 
山崎のサントリーの工場、高槻、阪急の正雀の工場と、更に身近な場所を過ぎて行き、遂に『次は終点:大阪』のアナウンス。
敦賀辺りから、車掌さんの観光案内的な放送が入ってたけど、大阪駅手前での『日本海』歴史の説明には泣けた。
そう、未だ『日本海』は『次のご利用をお待ち』して貰えるんだよな。
 
大阪駅に到着し、急いで2番線へ向い撮影会へ参加。
 
イメージ 2
この直前に汽笛が鳴ったんだけど、かなりヤバい感じで『じ~ん』を超えて、涙が零れる一歩手前…よく廃止される列車がニュースで映って、最終の出発時にデカい声で『ありがとぉーっ!』とか、そう言う声が入ってる。
正直その気持ちは全然理解出来無かった…今迄は。
この見送り時、流石にそんなの声に出せるほど若くないんだけど、その『ありがとぉー!』って叫ぶ気持ちっての、かなり判った気がした。
 
そこから丹波路快速に乗って、今回もお世話になった人にお礼のメール(写メも添付)して、12:30には自宅へ到着。
軽く昼ご飯を食べた(やはり朝食に『笹すし』は、腹持ちが良いと言うか、あの量だしな)。
家のコタツに足突っ込んでるんだけど、身体は列車に乗ってる時みたいに揺れる感じが残ってた。
 
 
旅費合計:¥81,465-
旅の思い出:ぷらいすr…止めとけ。