五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

旅のおさらい @日本海 総括(2/20~22分)

2年前の盆休み。
あまり考えずに取った『日本海』の切符。
ただ乗って来るだけじゃつまんないと言うか、「折角青森迄行くんだから、何か観光して来よう!」→「函館は良いトコですよ」→「じゃ函館に行って来ますわ!(安直)」てのが、連休毎に続いた函館ツアーの始まりの始まり…つかきっかけ。
て事であの時、「『日本海』乗って来るか!」とか思わなければ、I函館な自分も生まれなかったって事。
 
ただ、その時の無念と言うか、リベンジとして残されたの『A寝台下段に乗りてーっ!』で、「いつか乗るぞ!」と思っていた最中、例の“『日本海』,『きたぐに』の定期運用終了→臨時列車化の発表”。
単なる臨時化だけなら良かったかも知れないけど(そうなのか?)、『臨時化されたらB寝台のみ』と言うオマケ付き。
「リベンジのチャンスが無くなる!」と嘆いてたら、上手い事休める→早速切符手配→今回の運びとなった。
 
 
1年前のGW休暇。
函館から江差へ行き、開陽丸や横山家,旧中村家を周り、江差駅へ戻って函館行きの列車を待っていた。
やがて来た列車から数人の男性がホームへ降り立ち、喫煙や記念撮影を済ませると、乗って来た列車へ再び乗り込みUターン。
その時は直ぐに理解出来無かったけど、ちょっと間して判った…『乗り鉄』の人だと。
別に悪く思ったワケじゃ無いけど、自分には理解出来無い世界だと思った。
 
この前の正月休み。
青森から三沢駅へ移動し、3月には廃止になる十和田観光電鉄に乗った。
終点の十和田市へ行き、何も見ずに乗って来た列車へ再度乗り、三沢へUターンした自分…その時も書いた様に、虚しさしばかりが残り、やはり自分に乗り鉄と言うか、乗るだけで満足するのは無理だと思った。
加えて、『廃止されるから』と言う理由で向った十和田観光電鉄に、特別な感慨が湧くどころか、こーれは廃業ににもなるわな!と言う感じで、良い印象も満足感も得る事が出来ず仕舞いで、所謂『葬式鉄』も自分には無理だな…と。
 
で今回。
『リベンジだ』とか言いながらも、結局のところは色々と理由を付けつつも、『乗る為だけに青森入り』し『廃止目前のA寝台に拘った』自分が居る…我ながら言ってた事と矛盾してね?とツッコミ。
でも今回、そう言う風に自分が理解出来無いと思っていた、乗り鉄葬式鉄の人も気持ちも、ほんの入り口だけは解る様な気がして来た自分が居る。
 
 
今回、初めて『帰り』の寝台列車へ乗った…まぁ、『初めて~』とか言っても、都合3回目程度なんだけど。
今迄は…だから『たった2回』だが…旅行の始まりの『行き』の部分で利用してたので、これから始まる連休の高揚感が勝ってしまい、寝台列車の非日常性てのを、あまり感じる事が出来て居なかったと言うか、気付いていなかった。
先日読んだ『旅と鉄道』でも、日常性と非日常性の云々かんぬん~とか読んだ。
若干その内容とは違うけど、自分は寝台列車の中に居て、出勤/通学でホームに並ぶ人達を眺める…自分ももう直ぐ終着駅に付き、同じ様に日常の中へ戻って行く…とか考えてたら、得した訳でも無いんだけども、何となく得した様な気持ち(どっちやねん)と言うか、日常性への時差ぼけみたいな変な感覚に成った。
それが微妙に気持ちイイと言うか…うーん、それって単なる優越感?とも思えなくも無いけど、目が合ったホーム人達は、特に羨望の眼差しってワケでもなかったから、優越感とは違う気がする。
 
 
乗り終えてから3日経つ。
乗った日から夜に時計を見る度、「そろそろ青森を出る頃だな」、「大館に着く頃か?」、「おやすみ放送の頃合?」。
朝になれば、「ローピン→ローピンだと嬉しいだろうな(俺なら」、「そろそろ大阪駅についてしまうのかな?」等と、『日本海』の事ばかり考えてる。
乗ったのが1ヶ月ほど前なら…もう一度、乗りに行ってたかも知れない…イヤ、今でももう一度乗りたいとか思ってる。
 
最初に書いた様に、函館が好きになったり、旅行へ行く事自体に積極的に成ったのは、『日本海』に乗ったのがきっかけだった。
今回、ある意味では鉄道と言うものに対する気持ちで、今迄とは違うトコ…それがステップアップと言って良いのか判んないけど、別次元に行くきっかけになったのも『日本海』のお陰かも?
ま、『運命的』とか思いたくて、そうやってこじ付けてるだけな気もするけど。
 
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と言う事で、何か相変わらず支離滅裂な事書いてる。
でも、取敢えずは思った事とか感じた事を羅列しといて、いつか自分が読み返した時に「あぁ、そう言う事か」的な、そんな風に思えれば良いだけなので、これで良いだろ?どーせブログなんてチラシの裏なんだから(つか、そもそもココ自体、そう言う目的で書いてるしな)。
 
て事で、今回の教訓。
『帰り』の寝台列車に乗ろう!
乗れる内に、他の寝台列車に乗っておこう!
 
くらいか?
ま、また思い出したら、【旅の教訓】に追加しておく。
ついでだけど、単三電池は24本も要らなかった…と言っても、充電して行ってたエネループ×8本+現地購入の電池セット×4本+持ってった分から使用×8本だったから、合計だと20本分は使ってるのか…そうだ、旅行前には携帯内部電池の劣化に気付いてたのなら、新しくしとく事!ってのも追加しとかなきゃ←判ってたのに、そのまま放置してた。
 
 
そうだ、『日本鉄道こころの旅』って番組のオープニングで、森山良子さんが「旅は心の栄養、人生のスパイス」とか言ってたっけ?
何となく判った気もするし、またこう言う風に出かけられる様、仕事頑張るか…適度に…とか思ったんだった。
 
 
兎に角、良い旅だったと思う。
きっと今回の事をベースにしてしまうので、今後自分への期待(「どんな旅行へ行けるんだ?」的な)が、中途半端に高まりそうな?
でも考えたら、『何処そこへ行く/行きたい』で旅程組まなくても、『あの列車に乗りたい』ベースでも結果的に満足出来てるから、自分の行きたい様にしたら良いかとも思う。