五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

RACERS vol.14 '04YZR-M1 レース素人の上司とベテラン技師たちの足跡 【大型本】

 
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ムック:97ページ
出版社:三栄書房
ISBN-10:4779614449
ISBN-13:978-4779614446
発売日:2012/3/24
 
と言う事で前号に続き、自分が見てなかった頃のGPの車なワケで、その当時のヤマハの迷走も知らなかった分、その辺りの話を読んで驚くと言うか、結局は自分の特色(ヤマハの場合はハンドリング)を捨てて、ホンダと同じ『パワー』と言う名の土俵で勝負しようとして、ドツボに嵌った感じなのかな?と。
ま、でも、80年代頃のGPが好きで、ヤマハ贔屓だった自分でも「もっとパワーを!」とか思ってたから、仕方ないっちゃー仕方ないのかも知れない。
で、その辺の究極だった250の原田選手の、『アプリリアでの苦悩』を追った次号っての、ある意味では繋がりが有ると言うか、タイミング的に丁度良いんじゃ無いか?とも思う。
 
しかし、最強マシンのホンダ→全然勝ててないヤマハ入り→開幕戦勝利→その後ヤマハでも黄金期…みたいなのリアルタイムで見てた人なら、ロッシ=最強のライダー!って思うわな…それだけに、昨季のドゥカティ入りしての状態は、歯痒さ全開だったと思う。
正直自分は昨季、「ロッシも賞味期限切れ?」とか思ってしまったけど、この本でのロッシの仕事ぶりとか読むと、「まだまだやれるだろ!見せてくれ!」って気になった…まぁ、この時とかから8年とか経ってるんだけど…。
 
久々に吉川&藤原ノリダーの姿を見た。
コメントと言うか、一応2ページに渡って2人の当時の苦労とか出てた…けど、もっとページ割けなかったのかな?つか、開発当初のM1のダメっぷりをもっと書いて貰った方が、 そこからの立て直し(建て直しか?)話も、もっと重みが出そうな気がする。