五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

新日本風土記 『あの街この街 路面電車』(NHK-BS)

19の全国路面電車を1時間で納めるのは無理が有ったけど、色々と面白い話も有った。
 
特に我が函館の(?)路面電車をテーマにした『函館市電賛歌』。
「何処かで聞いたメロディー?」と思ったら、市電の案内に流れるアイキャッチみたいな曲で…「まさか子供らが作曲?」と思って調べたら、元々『函館賛歌』って歌が有って、それの替え歌らしい。
正直、替え歌って嫌いだけど許す!…でも、元の歌聴いたら、「やはりオリジナルが一番!」と思う。
しかし、もっと早くこの『函館賛歌』を知ってたら、自分が函館行った時にネタとして、歌詞を使ったブログタイトルとか作れてたよな←って、それも『嫌いな替え歌』みたいなもんじゃね?
 
あと、広電の被爆列車に関してで、原爆投下後3日には動いてた列車とか見て、この前見た三陸鉄道じゃないけど泣きそうになった。
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でも、もっと泣きそうになったのが、戦争中の女性運転手と言うか、女の子が市電動かしてて、その運転手さんと利用客の男性(少年?青年?)との、淡くも儚い話。
その女性が最後に男性を見たのが、原爆投下前日の8/5。
「以降彼と会う事は無かった…」とか、あまりに残酷と言うか…判り切った事だし、こう言う話は広島限定じゃないんだけど、やはりコレ聞いちゃうと「もしも戦争が無くて、普通に知り合えてたら…」とか考えてしまうけど、逆に言えば戦争中だったからこそ、この女性が運転手をしてたワケだしな…。
 
 
で、ショッキングだったのが…『函館市電賛歌』の作詞+コーラスをしてくれてた3年2組の子達の、研究発表に出てた数字
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まぢかよ?
もうね、この番組の少ない函館市電映像(と言っても、他のトコよりは多かった)を見ただけで、「また函館行きてー!」と胸が締め付けられてたのに、この利用者数の減少っぷりでもっと胸が締め付けられた。
この前行った時も、閑散振りに驚いたんだが…その時、市のアンケートに「アニメの舞台にでもして貰って、聖地巡礼者を狙いましょう!」と書いたら、「以前にもアニメの舞台になってました」と言う回答が来たのは大分前。
何か他に手立て無いのかな?(つか、自分は『京アニに頼む』と提案したんだが…)