肥薩線リベンジ旅の総括 その4
3日目(12月31日)の話。
早目に出て、多良木駅とさようなら。
ブルートレイン多良木。
大切に使って欲しい。
出る時にも、そんな事を宿の方に勝手にお願いした。
ココにはまた来たいし、小坂の『あけぼの』にも泊まりたい。
特にあっちは、花善『鶏めし』を出前して貰えるみたいだし。
ふと「宝くじ当たったら、俺も1両欲しいな…」とか思ったが、個人には売ってくれないんだっけ?
つか、もう車両は壊すか東南アジアに行っちゃってるか。
で、人吉駅に到着。
列車は既に入線してた。
例の前日に乗って来た、『普通列車』として運用されてた便だろうね。
一旦外に出て、駅弁屋さんで弁当購入。
この時に、もう1個別の弁当を買っとくべきだったのよね(他にも色々有ったんだから)。
そこから時間の余裕が有るので、前日は見ない様にしてた車内見学。
車内の表示も、昨日と違って『指定席』になってた。
シートは固そうで座り心地は今一っぽく見えたけど、そんなに苦痛でもなかった。
ま、確かにワンパターン…定番な雰囲気。
便所は洋式だけど普通?
『いぶたま』は、もう少しカラフルだった記憶が?
あ、天井には炎感知器が有った(便所で喫煙すんなよ!)。
ゴミ箱も、『それらしい』雰囲気出してる。
ゴミ箱の向こう側と、その向かいが自由席のロングシート部分らしい。
兎に角、誰も居ません(この時点で発車30分前)。
ホームの端迄行って一服
特急が来た辺りから、車内に人が乗り込み始めた。
僕の向かいには老夫婦が指定席を取ってはったみたいだけど、席に座るなり座り心地悪いと、例の自由席のロングシートの方へ移動してた。
確かに、2人掛けでは狭く感じるわな…僕の人相の悪さから、席を移動したのでは無いと信じたい。
途中、大畑駅
矢岳駅と
停車して、夫々の観光タイム。
と言っても、後で来るので全然余裕。
適当に過ごしてた。
日本三台車窓の内の1つは…天気が残念でした。
で真幸駅に到着し、『いさぶろう1号』をお見送りすべく、コロコロ鞄を持って降りる。
アテンダントさん?車掌さん?に「お迎えの方は来られるのですか?」と心配されたww
「次の折り返しの『しんぺい』に乗ります」と答えたら、「お待ちしています!」だって。
可愛らしい人だった。
で、誰も居なくなったし、真幸駅の鐘を鳴らしまくり。
取り敢えず、身の周りの色んな人が幸せになりますように…って鐘鳴らしたくらいで、幸せになったり、誰かを幸せ出来るかよー!ってね。
つか、『誰も居ない』と思ったら、そうでも無かった事に後で気付くんだが。
て事で真幸駅。
ココでは真幸駅友の会の方が掃除に来られてた。
駅舎とホームを箒で掃いてはった。
一段落したら、色々とお話を聞かせて下さった。
お話好きなのか、サービス精神旺盛なのか、「マニア向けの撮影ポイントへ行く?」と言って下さったけど、「僕はそこ迄マニアじゃないのでー(笑)」って事で、案内出来なくて残念そう(?)だった。
つか、その頃には列車来る迄30分を切ってたし。
それに、時刻表に載ってるのは発車時刻であって、入線して来る時間はもう少し早いのよね。
そのタイミングも仰ってた。
町の正午の音楽よりも早く着いたら余裕だけど、それより遅く到着する事が偶に有るんだと。
そうなると、鐘を鳴らせるチャンスが減るから可愛そうですね…とか話をしてると、乗る列車:『しんぺい2号』がやって来た。
到着してから、音楽が鳴り出したので一安心。
友の会の方にお礼を言って、列車へ向かう。
写メは撮れたけど、デジカメでは撮ってない。
窓開けて、もう1回お礼で叫ぶ…程でもないけど、大声で聞こえて頂けたみたい。
スイッチバックして、次のもう1段の時も手を振って下さってた。
12月31日。
こんな日にも清掃とお見送りに、わざわざ来て下さってる事に驚いた。
そうだ。
心が温まるとかそんなの抜きで、話し相手が居たので寒く感じなかった。
『しんぺい2号』に乗って、駅弁食べた。
美味しかった。
くまもんが印刷されててプラ製…持って帰らなきゃ←そんな義務は無いんだが?
大畑駅へ到着し、『しんぺい2号』をお見送り。
翌日は雪化粧が見たいとか思ってたので、「恵みの雨になるか!」とも思ってたけど、ココでは雨も止んで、空が明るくなって来てた(チっ!)。
て事で大畑駅。
ココもトイレが有るので一安心。
「名刺、持って来んの忘れた…次は画鋲と持って来なきゃ」と思って正面に回ったら
来年が申年だ気付いた…年男じゃん、俺…と若干凹んだ。
左手には…
「トーチカ?」「そんなわけねーべww」と独りボケ/ツッコミしながら、そっちへ向かう。
…マジでトーチカに見えて来た。
しかし桜の木が多いな…と。
春に来たら綺麗だろうな。
工事の慰霊碑も行きたいから、次は春頃に来たいな。
春の計画に盛り込めるだろうか?←まだ全然進んでないので、何とかなるか?
次の列車:『いさぶろう3号』が来ました。
ココも普通に過ごせた。
実はココで会った人とは、また別のトコで再会するのだが…その時は気にしてなかった。
『いさぶろう3号』に乗って、矢岳駅へ到着。
あれ?
この人って、翌日に会うカメラーさんだよな?
写ってたんだ。
それからお見送り。
ココでは1時間…+50分の散策タイム。
コレが結構キツかったのですが、先に矢岳駅のうp。
「あれ?機銃掃射受けた時の穴は?」とか探してた←それは違う駅だ!(大隅横川駅)と言うのに。
考えたら、各駅の見所みたいなの事前に調べようとして、仕事に追われて調べず仕舞いだったな。
駅の敷地奥には、D51を屋根付きで保存展示してるんだけど、正直なトコSLにはあまり興味無かったりね。
一応は撮ったけど、うpする気も無いと言う罰当たり…でも、本当に罰が当たるのは嫌な小心者なのでうp
まぁ、このD51でも時間は潰せたか…でも、結構キツかった。
やはり1時間程度が僕には適量かと思う。
せめて、誰か居て話相手してくれたら…とも思う。
あと、寒さが身に凍みた。
ぼっちは利くなぁ、ホント。
で、このシリーズ最後の『しんぺい4号』が来ました。
この列車だったっけ?
アテンダントさん?車掌さん?に、「おかえりなさい!」と言って貰えたのは。
翌日の会話でカメラーさんが、「乗ってた車掌さん可愛かったねー」と言ってはったけど、どっちも可愛かったのだが…どっちの列車の事だろう?(午前と午後で、車掌さんが替わって他た様な?)
で、人吉へ向けて出発!と。
途中で何度目だ?の大畑駅へ寄ったりで
人吉駅に到着。
さっきまでの『いさぶろう・しんぺい』の表示から、『普通』に変わって八代行きになったんだっけ。
結局、合計して4時間くらい『いさぶろう・しんぺい』に乗ってたんだから、愛着も湧くハズだし、後で乗った『はやとの風』を物足りなく感じるのも当然。
同じ尺度で比べたら、『はやとの風』が可哀想だ…とは理解しつつも、やはりコッチの方が好きだと言うか、好きになってしまった。
未だ予約出来るトコ探してるが、発売されてから店で探す方が早いのかな。
駅でウロチョロしてたら、さっきの車掌さん?アテンダントさん?が歩いてはったので、イイ歳して大声で「ありがとうございましたっ!」って、テンション上がり過ぎだったな。
また人吉駅弁やまぐち屋さんへ行くが、駅弁は売り切れ。
駅の立ち売りオジサンも、残ってたのは栗めしのみ。
買えただけでもラッキー!てなモンで、次の列車に乗って隼人方面へ向かうのだった…。
てな感じで、3日目前半(?)が終了。
戦いはまだ続くのだった。