鉄オタって? その2
ココからは、更に話が脱線して行く。
そう言う鉄道番組を見ていると、切符だけじゃなくて、線路や架線の複雑さを喜び、古い駅名標を見ては喜ぶ。
木造駅舎、国鉄型車両なんて出たら大喜びされてる。
その喜ぶ姿を見てるのは、コッチも楽しくなれるから好き(と繰り返す)。
でも、引っ掛るのが有る。
手入れ(塗り直し)もされず、構内に置かれて退色し往時の輝きが失われながら、朽ちるのを待つだけ?な車両を見ても狂喜出来るんだな…と。
退色して、雨水の流れた筋だらけな姿を晒しながら、「当社の歴史です!」「誇りです」とか言われても、「は?」となるし、可哀想に見えて逆に萎えてしまう。
最近Twitterで見たコレ。
「運命の出会い」と思って月々5000円、36回払いのローンで猫を購入したAさん。しかし現実はそう甘くなく、想像以上の苦労が彼女を襲う。Aさんと愛猫・チャッピーが直面した悲しい結末とは?https://t.co/WvPWc3rBy8
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2020年10月4日
このローンで買われたネコと、手入れもされず構内で朽ちるに任せられた車両。
「可愛がってるんです!」と言いながら、お金が無いのを言い訳に、ろくに餌も与えず、構いもせずに居る飼い主と、「手入れにはお金が掛かる」と野ざらしのままな持ち主。
その違いは何処に有るのか?
確かに生き物と無機物の違いで、命の重みは違うんだろうけど。
鉄道好きな人には車両だって、『生きてる』と感じたりするよな?…え、しない?
しないなら仕方ないですね。
コレ、『生きてる』と感じる側の俄な戯言ですから。
話を戻すと、過去の車両の維持/管理には、置いとくだけでも結構なお金が掛かる。
でも、それは最初から判ってる事。
今はクラウドファンディングとか有るけど、そんなの無い頃から、立派に維持/管理されてる人達は居てる。
残すなら覚悟を持って、屋根を付けるなり、定期的な塗り直しをするなりしないのかな?
もう、最低な言い方と自覚した上で言うと、「こうして置いとけば、鉄オタがブヒブヒ🐽と寄って来るだろ」程度に、安く見られてんじゃないのか?とすら思う。
まぁ、そんなのに釣られて行かないけど…って向こうも、「お前なんかに来て要らん!」と言うだろう。
でもしつこく言う。
遺すなら、見苦しいと思われない程度の手入れはしろよなって…僕のじゃないから、そんなの言う資格は無いってのも解ってますけど。