五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

五月の雨はレンヌの野にとめどなく降る

見た番組の感想が多くなるはず。

英雄たちの選択 鬼か?仏か?その後の新選組・土方歳三

www.nhk.jp

オープニングの概要時点で泣きそう。

今まで京都と函館が扱われる事が多く、宇都宮攻めの過扱いが低かったと思う。

秀吉さんと並ぶ城落とし名人とか言われてたけど、豊臣さんは名人なんだろうか?

どうしても兵糧攻めのイメージしかなくて、それって確かに攻めだけど、名人と言えるのかは引っ掛かる。

そこに至るまでの、段取りは名人なんだろうだろうど…何かね、確かに城を落としてるけど。

ただ、〆で磯田さんが言われてた様に、戊辰戦争の中の土方さんを語るには、宇都宮攻めの話も大切だよなーと納得。

 

幕末の京都の説明に、『テロ』と言う表現は以前も使われてたっけ?

前も感じたけど、以前なら勤皇の志士と表現されてたのを誤魔化さずに、キッチリ『テロ』『テロリスト』てのと、『新撰組は取締側』と言う立場が、TV番組で以前よりは目立つ様になってる気がする。

この辺は歴史観の見直し?(子母澤寛さんの本が出た時も、見直しがされたとか読んだと思うけど、それでも“正義の薩長vs悪の徳川”みたいなニュアンスが、臭って来る時が有る様な?)

 

鬼→仏は、元から仏の部分が有ったと思ってる。

組織の規律維持の為に、敢えて憎まれ役を担った…てのは、新撰組関係の小説でも書かれてた=提案されてたっけ?

オーベルシュタインみたいな、組織の為なら主君ラインハルト(土方さんの場合は近藤さん)をも排除する…とまでは行かなかっただろうけど、京都時代の土方さんて、オーベルシュタインを創る際に、影響を与えてたりされてたら嬉しいんだけど。

 

榎本、大鳥とかは、どこまで本気だったのか?ての、以前から気になってる。

それこそ、「ココで負けたら終わり」って覚悟。

口に出してるかもだけど心根の部分で。

徹底抗戦を主張し邪魔になりそうな土方さんは、後ろ弾に殺られたんじゃね?と言う疑念も持ってます。